《変容の対象》２０１５年１１月。fine。

《変容の対象》２０１５年１１月。fine。

福島さんから送られてきたものを確認し、今月も終わった。

冒頭文はthink melodyとあり、これは福島さんによるもので、確認すればピアノのメロディーの旋律が浮かび上がってくる箇所が印象を形成する。また、和音の響きもきらびやかでちょっといつもとちがった小品になった。自分の組織は１３小節目に至ってようやくであり、１小節目からそういう思考で書けていたらと思わなくもないが、結局変容の場合１小節目で見える視界が全体を支配することはその構造上非常に難しいとも言えるわけで、そういった作品もあるけれど実際は小節単位で思考が変遷することもままあり、遡ってfine時の思考と動機時の思考の距離を突きつけられたりもする。

興味は尽きる事はないということにつながるんだけれど。

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