hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2017・9月fine

《変容の対象》2017・9月も今日一度福島諭さんとやりとりを経てfineとなった。

自分の組織はin CでC音単音を延々循環呼吸奏法で4分ぐらい演奏するもの。当初はこうするとは想定していなかったけれど蓋を開けてみれば最後までそれのみに終始した。単音の循環呼吸奏法だから実際演奏時にはどんな手練れでも音は揺れるのも想定の範囲内にあり、ピアノと干渉してモジュレーションがかかるだろうということも予想できる。など譜面には現れない現象も含む。などということを書いてもよかったかなと今思った。

今月は別プロジェクト「gp」の発表があり、自分は発表そのものに年々慎重になっている(以前福島さんもそういうこと書いていたなぁ)けれど今月の発表はよかった。発表以降、とびくんと福島さんとのやりとりは今も続いていることからも単純にこう言う具体的な動きが人を動かすし、また変容にも良い影響があって、発表後の福島さんの組織が明らかにそれまでと違った(福島さんもそういう自覚はあるとのこと)のはわかったので、メールでそのことを少しほのめかしてみたりもした。

今日は昼間「gp」のためにと言ってはなんだがギターを数時間譜面を参照したり、夜は変わらずサックスを吹き、譜面を読みながらさすがにもう目がやばいからいくらなんでも眼科に行って測定してもらい譜面用にレンズを入れてもらい(フレームだけはコレクター癖を発揮し何本か購入済みである)とか思いながら音形のヴァリエーションを延々吹きながら、この冬はschottのライダース云々など音楽とは関係のない楽しみもないわけではないが最近はもう呪われてるとしか思えない身の上を案じることすら馬鹿馬鹿しい中でこう言う発表後の心理の動きは楽しくもあり、と言った月であった。