hamaji junichi

composer saxophonist

2018年《変容の対象》9月の2−3小節目を福島諭さんに送る。

気づけばもう19日だ。今月は相当進行が遅い、、、いや、そうでもないか、、、

岐阜から帰ってきても忙しく過ごす。サックスは変わらないにしてもギターはあまり手にできなかったから昨日は少し時間を割いた。割いたと言ってもすぐ睡魔に襲われ数度起きては寝てを繰り返す。暗譜したものをさらうのがやっとだが少しずつ増やしていくより他ない。数日前に福島さんと少し電話で話した。憤慨やるかたなしのことがあったらしく静かな話しぶりはいつものことでもそれははっきりと伝わってきた。割と似たような浅はかなことはこの地でもあって白浜のMHさんとそういうようなことを話した。カネッティの「群衆と権力」はその書き出しから非常に面白く読んでいる。こう言う書籍に出会うのは稀だ。貸していただいた森さんにトマス・ピンチョンを読んでもらうべく数冊用意する。
三島由紀夫は「潮騒」がとても鮮やかに記憶に残っているが「太陽と鉄」とか数冊しか読んでいないことに今更引っかかり読んでみようと思っている。まずは「女神」から。これも森さんにお借りした。岐阜でmiles davisの「kind of blue」のキャノンボール・アダレイが今更刺さると話していたら[gp]の飛くんが早速聴いていたらしくやり取りのメールにそう書いてあった。モノラル録音盤を少し前に手に入れたけれどやはりステレオ録音盤の方が断然良かった。漫画は弐瓶勉人形の国」3巻を買う。「アイアムアヒーロー」は面白く読んだ。「三月のライオン」は読むたびに目頭が熱くなる。凄い漫画で、こう琴線に触れることがこういう頻度で訪れる表現も稀ではないだろうか。畏怖すら感じる。その作家の眼差しに。