hamaji junichi

composer saxophonist

サックスのエチュードの作曲をし、同時に和声を組織しています。これらは同じ旋律をもとにしています。様々なヴァリエーションが増幅し、整理されつつあるのですが、まだ全体は見えてきません。毎夜、考えうる選択が正しいのか、他に可能性はないのか、乱雑に積まれたスコアやアナライズの断片をひっくりかえしながら、検証を重ねています。驚くのは、次から次に違う視点がうまれることで、そこからまた放射状に次の視点が、、、と。これはそのもととなる旋律の特性でもあるのでしょう。豊穣な響き、まさに音楽的と言えるその音韻、音響のアンビバレント(悪魔的、天使性)な聴取感にしばらく没入したいと思っています。