hamaji junichi

composer saxophonist

結節点

夜中、先日の録音をミックスダウン。今日、さらに確認するが、気になったことがあるので、再度今日夜作業してみることにする。

福島諭さんから10〜11小節目が届く。特に9小節目、10小節目は先日も書いたが2人の相互共同作曲のひとつの結節点になるような予感がする。このような結節点が今後いくつか表出できれば素晴らしいと思う。むろんこれを直接参照する機会は相互作曲という不確定性を絶えず孕む行為においては、その構造上おそらく無い。それが実は音を組織するうえで今後(いままでもそうだった)自身ですら驚きを感じる要素ともなるし、この特殊な作曲という行為の推進力にもなるだろう。以前書いたものとの断絶が鮮明になること。1月と2月はあきらかに違い、3月もその前とはまったく違うということは楽曲の表層的な音の組織以外でも、自身の内的な変化と対応、表現における心理の変容、、、「変容の対象」という表題はじつは様々な結節点を標榜しているのかもしれないと思い始めた。


9小節目ピアノ、サックス譜

10小節目のサックス譜(コンサートキイ表記)これに福島さんのピアノパートが書かれる







バルトーク民族音楽についての本を読んで、興味をひいたのはバルトークのことではなく、モーリス・ラヴェルについて書かれた箇所だった。Tziganeを聴こう。