hamaji junichi

composer saxophonist

キラキラと眩いばかりに輝いているモデルの笑顔、屈託の無い言動としなやかな身体。を、観ながらふと「彼女らは消費のシンボルなんだな、、、」と思う。彼女たちは本当に美しいが、消費という麻薬性たっぷりの欲望の具現化した象徴として機能していると思い、その類まれな美もそれを欲する人々のその欲望の為だけに在る。とぼんやり思った。そしてその美は「情報」以外の意味は無く、それ以上でもそれ以下でもなく、まして彼女たちそのものでもなく、いったい今観ている美は何なのかと思う。少し空恐ろしい気がして、考えるのをやめた。