hamaji junichi

composer saxophonist

福島さん、今日は合唱の発表だそうだ。「今度発表する曲です」と新潟で聴かせてもらった曲、作曲家の名前は失念したが、「これ、良いですね」と話した記憶がある。重厚な旋律がからむ合唱曲であった。生で聴きたい。
歌というと昔友人にいただいたグレゴリオ聖歌のhymnenというものが今でも度々聴いているものでその素晴らしさは言葉では言い表せないものがある。教会を想起させるのではなく、ただ真っ白な壁だけの空間があり、どこかから光が射す感じ。歌そのものが光である、、、というような歌。
 そのアルバムを探しているとクセナキスPLEIADESが目にはいり、今日はこれを聴こうと思う。

今年の福島さんとの演奏は今月31日の高円寺「円盤」さんで多分最後になる。少しさびしい気もするが、また来年何か動きがあろう。演奏曲は名古屋で初演の福島さんの作曲作品「Amorphous Ring I」と新潟県立近代美術館で初演の私の「contempt for soprano saxophone and computer」の予定。(contemptの別ヴァージョン「contempt for sax and guitar and live electoronics」は3月のgrid605で初演したがそのギターを担当していただいた牧野琢磨さんもその日タイバンで出演されます)この2曲は福島さんと私との作品では核となる2曲でレパートリーと言っても良いものになった。サクソフォンとコンピュータの為の室内楽