hamaji junichi

composer saxophonist

2009.09.01




池袋のホテルで宿泊。街を見る。以前とはあまり変わらない印象。新宿や渋谷はどこか必ず変貌した印象をあたえるが、池袋はあまり変わらない感じ。やはり、足はCDを探す為タワーレコードに行く。クラッシックのフロアに行き、morton feldmanを探すがコーナーがない。現代音楽のコーナー自体が少ない。いろんな意味で残念。新宿のタワーは豊富だが、地域性もあるのだろう。ウェーベルンも2枚だけあった。ベルクも数枚。シェーンベルクは少し多いが10枚ほど。う〜ん。どうしましょう。スクリャービンのコーナー、、、あたりまえのように無し。へこむ。でもグレン・グールドの6枚組みがお手ごろ3千円ちょっと。即買い。ミケランジェリの激安10枚組み2セット。即買い。ピアノの作品を聴くことが圧倒的に多いから、満足な買い物だった。
昨日とは打って変わって晴天の清々しさ。なのに心理的には清々しさの欠片もないことに気付く。ここは世界有数の大都市だが、その地に立って、なおさら地方都市の疲弊を思い、その疲弊に引きずられるように全体が貧困に沈められる光景を思う。政治的発言などしたいとは思わないが、現実的にその全体の貧困が何をもたらすか考えるとぞっとするのも事実だ。と、書きかけてやめる。それを語るにはここはあまりにも、、、
ただ、この青空が未来永劫続くであろう幻想を信じたい。






そして今は和歌山。福島諭さんから「変容の対象」9月第1小節目を受け取る。4分の20拍子、テンポ85。
福島さんの31日の言葉「変容9月1小節目、1日に送ります。考えていることがあって、今頭にあります。」その意味が譜面を見てわかったような気がした。














そして9月3日。今、福島さんに変容の対象1〜2小節目を送る。