spiegel im spiegel,for violin&piano
この前、夜中DVDなど観終わって、テレビを何気なくつけっぱなしにしていると映画がやっていて、コーヒーなどを飲みながら譜面を見たりしているとArvo Partのspiegel im spiegel,for violin&pianoがかかった。一瞬。で、引き込まれ、誘われるように、途中からその映画を観て、静かな映画で良かったのでした。「ディア・フランキー」という映画。
- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2007/02/09
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ぺルトはあまり詳しくはないのですが、spiegel im spiegel,for violin&pianoは美しい作品で時たま思いついては聴いています。こういった静かな時間を表出する音楽はやはり貴重です。サティもそうですし、モンポウもそうです。無駄の無いということがどれほど美しいことなのか教えてくれます。ぺルトのこの作品はもしかしたらひどく凡庸に聴こえるかもしれません。楽曲の構造自体がそうさせるとも言えます。聴き方によって音楽は様々(実はここにも大いなる誤謬が含まれているような気がしますが、それは本筋ではありません)ですが、私はよく言われる「聖性」を感じてこの作品を愛しているのではなく、「空白感」を愛しているのかもしれません。そして「女性的」な響きにも。前衛や現代音楽の複雑で高度な音響情報とは違う別の何かが、、、以下省略。
ちなみに以下の2枚は自分が持っている作品ではありません。ECM版はどんなのでしょうか。
- アーティスト: ペルト,スピヴァコフ(ウラディーミル),モルター(アレクサンダー),シュヴァルク(ディートマール),ベズロードヌイ(セルゲイ)
- 出版社/メーカー: Ecm
- 発売日: 2000/02/23
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- アーティスト: Arvo Pärt
- 出版社/メーカー: EMI Classics
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