hamaji junichi

composer saxophonist

福島諭さんから「変容の対象」6−7小節目を受け取る。「なるほど、、、」と呟く。今月半ばになり、作品のある佇まいが表出しつつある。以前のどの作品にもない佇まい。フォルムと言っても良いが佇まいと言った方がしっくりくるような、そんな感じがする。

話は変わるが、チェロという楽器のあの憂いを含んだ響きは「記憶」を誘発させられる。ただ、柔らかでたゆたうような旋律をチェロが奏でると、もうそこにはある世界が、、、

チェロの名曲というと真っ先にフォーレの「エレジー」が浮かぶ。

ぺルトのspiegel im spiegelのfor cello pianoを聴きながら、記憶について考える。過去の記憶を誘発する音楽。それも美しい記憶。

ほんとうはありもしない美しい記憶、、、