hamaji junichi

composer saxophonist

escape from

日々途方にくれる毎日である。しかし、途方にくれてばかり居られないので、必然逃避するわけだ。
何が逃避かはさておく。

装飾音の煌きに、少し救われる。吹いていて思うのは、こういった装飾音について、細部まで追っていったか、、、という自戒である。こんなに豊かな世界が目の前に在るのに、、、と。

控え目に整然とそこに在る装飾音たち。音楽における美意識の発露が端整にそこに現れているように思って嬉しくなり、ああ、、、と嘆息する瞬間。

sarabande