hamaji junichi

composer saxophonist

20100529

昨日帰ってきました。和歌山に。loop lineでimjフェス。improvised music from japan 2009収録の「layered music op.1」の完全版を発表しました。聴いていただいた皆様ありがとうございました。牧野さん、鈴木さんにも感謝の意を。

以降は日記というか後記。




5月29日。東京に到着。今日はこれから福島諭さんと唐沢さん(変容のスコアをレイアウトしてもらっている方、作曲もされている)にお会いして、ギャラリーで松井茂さんの音声詩の展示を見に。

それから少しお話し、福島さんはloop lineに。私は別件で。ひとまずお別れする。


loop lineに。今日はmimiZを見る。聴く為に。
最初の導入。鈴木悦久さんのアプローチが素晴らしく、波形が見えるようなその導入に息を呑む。時間が進む。「インテレクチャルな、、、」と心の中で囁きながら前半から中盤に差し掛かる構造の推移とその音響、3者の音の集合体が美しく立ち上る。mimiZの作品は継続的に拝見してるが、今日はそのどれとも違っていた。繊細な思考の流れがその中盤からさらに見えるようになったのは偶然ではない。私には明確にある構造体が見えたし、コントロールされた3者の思考の軌道が感じられた。
以下は福島さん本人によるレポート
http://www.mimiz.org/index.php?ID=399













飛谷さんは会うと嬉しくなる稀有な人。
鈴木悦久さんはもうすぐドイツに。なんだか少しさみしい感じがしたが、またお会いできるだろう。

mimiZのセカンドアルバムも楽しみだ。






福島さんと夜中に新宿を少しさまよい、店に入り「サックスとコンピュータの室内楽contemptについてのミーティングを。その構造とそれをコンピュータ処理に引用するためのものや、スコア化についての密度の高い会話が出来たように思う。

「福島さん、ねむたいでしょう?」
「いえ!全然!まったく元気です!」といいながら顔面蒼白な福島さんであった。もともと肌は白いがさらに。