hamaji junichi

composer saxophonist

引き続き、循環呼吸の為の作品の練習。
その他、サックスのフレーズ、システマチックなもののヴァリエーションを考えながらなんやかやと。
ステマチックな音の構成はそれだけで何かうったえるものがあると思う。
構造がこれほどクリアに感じられるものもない。
そういった意味ではシンプルとも言えるかも。
実際は複雑な組織であってもある法則性がそこに明確に聴こえるというか、聴く側も瞬時に音の法則性を頭脳で整理し、そこに結節点を見出すように出来ているのは脳の働きのひとつの重要なものであるらしい。

今日は師である津上研太先生が和歌山に関西ツアーの一環でいらっしゃっている。明日は白浜の「九十九」さんで渋谷毅さんとの「無銭優雅」CD発売関連ライヴが行われる。もう多分ソールド・アウトだろう。先ほど津上さんから電話があり、今から温泉でも入るからと。後ほどお会い出来るのを楽しみにしている。
「無銭優雅」の「A reason for tears」や、「12月の月」が明日白浜で響く。

「無銭優雅」、山田詠美さんのライナーも素晴らしく美しいものだった。文章に浮かぶ光景の瞬間が美しい。音楽も美しい。これ以上何を求めることがあろうか、、、と思っても良いではないか。