《変容の対象》2011年2月15小節目(fine)

《変容の対象》2011年2月15小節目、福島諭さんからメール。ここでfineとする旨。お互い１５小節目は何も書かなかった。http://www.mimiz.org/index.php?ID=568

来月は福島さんの動機から。

１月は１小節で終止を迎え、今月は４分の１０拍子１４小節と４分の４拍子１小節。動きは予想出来ないとはいえ、大きく幅が振れた１月と２月。

現代音楽作曲家、桑原ゆうさんに作品「入れ子物語」http://emptyset.jp/ireco/の感想を送る。感想を送るのに２月もかかってしまった。それだけ高度な音韻構造作品であり、細部を自分なりに捉え、全体を俯瞰するのにも時間が必要で、何度も聴いた。そして今まで「聴いたことのない」という感想だけが最後まで鮮明に残った。（それは当然１回目に感じたことでもある）

「聴いたことのない」経験をもたらし、それを聴取者に意識させる強度。

桑原さんからお返事をいただく。「入れ子物語」は今後再演もされる予定だという。

その際には是非その場で聴いてみたい。

モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を聴く。