hamaji junichi

composer saxophonist

変容の対象を書く。数日前に書いていた12音技法による動機は捨てる。あまりよろしくないと思いながら書いても駄目だという典型のような時間に疲れた。随分長尺の動機をこつこつ書いていたのだけれどお話になりませんでした。

で、新しいものを書き始める。






********************************************************

レンタルしたものを返すついでによせば良いのにまた5本ほど借りてくる。香港ノワール?「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」を観た。主役の3人の殺し屋のかっこよさ。東洋人のクールネス、特にサングラスの人が男前すぎて男でも惚れるような匂いがありましたな。所謂男前ではないけれど、苦みばしったいい男。あんなおっさんになれれば敵なし。もう一人の主役、フランス人の記憶をなくしてゆく人は前に不思議な味わいのある映画でも主役だった。タイトルが思い出せない。けれど部分部分のシーンは奇妙に記憶に残っている映画。なんだったか、、、

DVDの予告を観ると観たいものが増殖しまくって手に負えなくなるから、いつも飛ばすのだけれど、飛ばしながら気になるものはやはり気になって観てしまい、そうして次回かりるという連鎖がはじまる。連鎖が終わるのは選ぶのがもうどうしようもなく苦痛なしんどい時ぐらいでどつぼにはまるわけですな。最近は随分レンタルもお安くなったけど、まだ高いと思う。新作の時期が長過ぎるのも気に食わないなOOOさん。ソフトが一昔前みたいに1万円以上とかする時代ならまだしもあんた、数千円の時代に新作500円ってえのはぼったくり以外の何ものでもないでしょうがっ。だいたい全国に展開する大規模チェーンだと仕入れもたたけるだけたたけるはずで、原価なんてちょっとよそでは言えないぐらいでしょうがっ、、、商売とはそういうものですよ。チェストっ!

と、ふざけるのはこれくらいにして。(でもふざけてるのかまじめにやってるのかわからない「おかしみ」はとても愛すべきことだとある映画を観て思った)あと、小さい個人商店なら文句は言いません。



まだ未見だが「APPLESEED XIII」は楽しみ。士郎正宗原作はとりあえずは全て観ないと気がすまない。勿論天才押井守監督の2作「功殻機動隊」「イノセンス」ほど期待しているわけではないけれど。功殻〜はテレビ版の神山監督のものも繰り返しみている。これらは購入済み。押井監督の「パトレイバー」劇場版2作品の後藤隊長もふざけてるのかまじめなのかわからないあの魅力があって、南雲さんとのやりとりなんてそれだけで場がもってしまうキャラクターは見事としか言いようがない。南雲さんのキャラクターもまさしく「南雲さん」とさん付けでよばなくてはいけない雰囲気でわたしゃ〜ファンですな。

とりたてて書くようなこともないのにひねりだしながら駄文とさえ呼べないものを書いているのは何故だといつも思う。今日もあまりよろしくない。






**************************************************

mimiZの飛谷さんのphotostreamを見る。iamasの知り合いの人たちは皆写真がべらぼうに巧い。まあ当然のことだろうけれど。羨望である。








*************************************************

漫画家、古泉智浩さんhttp://vivaall.cocolog-nifty.com/が解説を書かれているとブログで書かれていたので阿部和重著「IP/NN」を購入する。古泉さんとは一度発表の際に会場にこられていて、福島諭さんに紹介していただき、一瞬だけご挨拶させてもらっただけだけれど、お名前は前から存じ上げていた。で、情報はそこらへんにころがりまくっているのだけれど、結節点をどこに見いだすかは、、、

で、帯に文句なしに面白い!と一瞬でも会ったことのある人が書いているのだからこれは買わないといけないだろう。と、店頭で思い購入したのだった。これも結節点の一つだと思う。