hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」2011・9−10−11小節目

福島諭さんから「変容の対象」9−10小節目を受け取っていました。

http://mimiz.org/index.php?ID=659

今日、福島さんに「変容の対象」2011・10−11小節目を送る。

今月、変容の対象という作品の内部で、何かが起こっているように感じる。言語にしたとたん意味消失するかのような現象は音楽にはあるが、これもそういった領域にあり、言葉の中に封じ込めようとするとそこから過誤がはじまる。


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アルトサックスのリードを買わないと、、、とずっと思っていた。
ストックしていたのが切れそうだったので。
地元ではなにせサックスをしている人間など数えるほどしかいないからなのか、リードの価格があんた、東京とかと比べて千円ぐらい違うから買えないのですよ。ギターの弦とかはそこはさすが趣味でやってる人が大量に居るので都会との価格の開きはない。うらやましい限りである、、、とか思っていたらめったに開けない引き出しをあけたら昔、東京に住んでいた時に買いためていたリードを大量に発見。セーフ。

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小川洋子著「刺繍する少女」そのなかの「図鑑」という作品が美しい。主人公の女性のような人物は実際には居ない。居るとすればそれは狂人の領域に居る人だが、そもそも狂人にはあんな美しい行為は出来ない。現実には決して居ない未出の人物がそこにたしかにあらわれている。居る。
美しさにも様々な階層が存在するけれど、文学がもつ固有の美しさが小川作品には満ち満ちていて心臓を鷲掴みにされる。

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今日は能勢山さんの音楽が彼方で鳴っていた。DIESEL GUITAR

http://d.hatena.ne.jp/antimusic/