hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」

雨。
所用で友人の家に向かった。彼はもう此所には居ない。随分若くして逝った。その子供が大きくなって、自分にも少し手助けできることをその奥さんに頼まれたので向かったのだった。二人の子供たちは随分大きくなっていて、それにも驚いたが、そのかわいらしく、愛らしい存在にも驚いた。すぐに打ち解けてこちらに話しかけてくる様子に自分も自然に応えることができた。

帰ってから譜面に向かう。夕刻に想起したものを書いていった。

これを採用しようと思う。

屋根にあたる雨の音は休符を置いて落ちる。

こういう雨なら、、、と思った。