hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》今月は僕の動機からだ。

少し書く。断層が轟音をともなって新たな地層を現す。、、、みたいな動機が書ければ良いと心のどこかで標榜したりしているけれど、そんなことがそう易々と「起こる」わけはない。そんな大きなもの、、、ではなく、少しだけでもと思う。変容の動機の場合、一度書き始めたら進めるしかなくなる。例外もあるけれど。なので、その時点では評価に迷うような、そんな場合であっても書き進めて中空に揺れている像になんとか輪郭を持たせようとする書き方もする。ただ、書き始めたものはある種の反応が自身の内部から返ってきたものであるのは確かなので、どこかに確信めいたものが潜んでいるから書き進めようともするのだろう。今日書いたのはそんなものだ。


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