hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》今月の動機はまだ書けていない。輪郭のぼやけた「概念」のいくつかは頭を過る。けれどどれも朧で掴みどころがない。そこを追っていければあるいは、、、とも思うが、まだ少しは時間もゆるされる。そう焦らなくとも良い、、、と。


図書館に行き、佐藤亜紀著「戦争の法」「天使」、笙野 頼子、篠田 節子を借りてくる。ゴールデンウィーク最後の日の図書館は人もまばらで静かだった。


「elder」を「分断する旋律のむこうにうかぶオフィーリアの肖像。その死に顔」と同じ書式で書き始める。オリジナルは捨てるということだ。オフィーリア〜は今年の初めsuper deluxeで初演し、ある種の手応えを掴むことが出来た。「elder」の扱いはずっと考えていて、このふたつの作品のオリジナルはほぼ同時期に書かれていることから、オフィーリア〜の書式でelderを書いてはどうかと思い、今日から書き始める。オフィーリア〜の書式とは、オリジナルとは、ここでは説明しないが、そういう作曲の方法でということである。