hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2014・6月第1−2小節目

《変容の対象》2014・6月第1−2小節目を書いて福島諭さんに送った。長考。このアプローチで良かったのか判断がつかない。けれど書く前の前段階で他に想定したものは和声に準じた凡庸な旋律、あるいはまったく別の運動、激しいもの、、、これらは使えなかった。ある種の直感的な気配というやつだ。確信もある。そんなわけで日にちが結構かかってしまった。

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福島さんのsoundcloud

quake-plant-powe

https://soundcloud.com/satoshi-fukushima/quake-plant-powe-2003-2007


この作品が収録されているCDRは僕も持っている。soundcloudにアップされているこの作品をどういった文脈で「聴く」のか、それは人それぞれだろうけれど、その文脈にあてはめる(反射的にそれをしているということ。意識せず)「行為」というものを考えるか、考えないか、また、そういった文脈などまったく意識にのぼってこないのか、、、でも聴こえ方は違ってくる。それはあるいは知識領域に依存するわけだが、その領域は勿論人それぞれなわけで、(中断)〜ほとんど絶望的な聴き方しかできない。芸術作品とは受け取り手のありのまま、その人の中身、内容以上の情報は受け取れない。と、そういうあたりまえのことを考えてしまった。僕はこっちの言葉で言えば「ええの鳴ってまんな〜」とやっぱり喜々として聴いた。ディティールの集積。フラグメンタリズム。エレクトロ・カタルシス

福島さんの記述。
http://mimiz.org/index.php?ID=1085