hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2014・6月第8−9−10小節目

福島諭さんより《変容の対象》2014・6月第8−9小節目を受け取る。

9−10小節目を書き送る。


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図書館に行く。(言ってみれば、人の営みのある側面の集積であるのだ此所は。)とわけのわかったようなわからんようなことを思う。結構な人が利用している。旧市街地の閑散とした人の往来とは違い何やら熱気もある。読みたかった本と、音楽で言うならジャケ買い(もう昔話のようだ)みたいに装丁と題名と書き出しの文体が持つ雰囲気でまったく知らない作家の本なども借りる。本物の日本語、混じりっけのない正統の日本語が読みたくて三島由紀夫を手に取る。何が本物の日本語なのか実際自分にもわからないが、三島文学のイメージはそれを確かにもっているように思われたのだ。一方でポストモダン、あるのかどうか知らんがポスト・ポストモダン文学を思わせる海外文学、、、と思い海外文学の棚を目を皿にして探すが、情報が足りないのでデリーロ、バース、ピンチョンなど以外で新しい年代の作家を、、、と思うが図書館の検索エンジンではまったく要領を得ないので新刊ぽいのを適当に借りる。図書館で借りたものでも基本は最後まで読むけれど、前回借りたものは全て途中でやめてしまった。金払って買ったものは意地でも最後まで読むというか、そんな意地を自覚などしないけれど、借りてきたものは敷居がさがるのか「まあ、おもろないからええか、、、」となる。失礼な話である。

何を書きたかったわすれたので終わる。