《変容の対象》2014・6月第14−15−16小節目
福島諭さんより《変容の対象》2014・6月第14−15小節目を受け取る。
15−16小節目を書き、送る。
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練習の合間、バッハを聴きながら、、、神へ、あるいはそれに近い存在への昇華がカタルシスを起こし、物語のひとつの極点を描く様相を脳裏に、、、と書けばかっこええけれど、魔法少女まどかマギカ、、、mimiZの飛谷謙介氏、必殺飛くんが大ヒットするはるか前にこの作品のことを言っていて、彼が言うのだからと何度も見かけたが、あの女の子たちの絵、造形がどうしても好きになれず中断を繰り返し、昨日やっと通して見終わって、なるほど、納得。でも同じ監督さんなら「化物語」の方がだいぶ好きだ、、、のエンディング(テレビシリーズの)のカタルシスへの導きは古くからある物語のひとつのあるフォルムであり、どうしてもそこに行ってしまう。そのどうしてもそこに「行く」という強固さを思い、エントロピーという用語も作中出てきたりしたものだから、ピンチョンなんかを思い、福島さんもエントロピーについては一家言あり、そういったことなどむにゃむにゃ、、、
練習はうまくいかず、作曲作品の着想を試すもさっぱりであり、藤本ひとみ著「変態」を読み、スマッシュヒット。
良かったことと言ったらそれだけ。