hamaji junichi

composer saxophonist

最近、レンンタルDVDを借りにまた通っている。「パンズ・ラビリンス」「ヘル・ボーイ」2作など今まで見てなかった少し前の映画。なにせ一本80円。「パンズ・ラビリンス」の最後のオフェリアの死に顔がとても印象に残った。今日は「ブラックホークダウン」とか数本借りてくる。見たかもしれないが、リドリースコットのものを見てみたく、借りた。あいかわらず店内でかかるどうしようもない音楽というにはあまりにお粗末で低能な歌を浴びるほど聴かされて吐きそうになるが、辛抱して選ぶ。昨日見たトム・クルーズの「アウトロー」が意外に面白かった。映画は面白く時間を埋めてくれるものでまさに娯楽だが、消費される音楽(シリアス・ミュージックではない音楽)にはどうしても懐疑か、否定的なことしか思い浮かばないのは、、、やめとこ。

ウィリアム・ギブスンの「モナリザ・オーヴァドライヴ」を再読。書き出しから面白い。久美子のエアポートのところ。やっぱり初期は面白い。先日倉庫から引っぱりだしてきた「ニューロマンサー」「モナリザ・オーヴァドライヴ」「カウント・ゼロ」初期三部作とは別にもう一冊「モナリザ・オーヴァドライヴ」が部屋にあって、それがあったため他のものは無くしてしまったと思いこんでいたブツ。倉庫で発見に至りちょっと嬉しかった。「どんだけ好きなんや」と昔の自分に言いたいがそういうことはままある。まあ、これは余談で、表記のことなんだが、例えば僕はconputerのことをコンピューターとは書かず、コンピュータと書く。サックスとコンピュータの室内楽とか。最後のーは書かないのは現代の小説ではそう表記されているからで、勿論子供の頃、ガキの頃なんかはコンピューターと書いていたのでそれを知ってからは意識的に変えた。この「モナリザ・オーヴァドライヴ」も「オーバードライブ」とは書かれていない「オーヴァドライヴ」だ。つまりこういった認識は今、個人によっても印象とか、例えばコンピューターの方がしっくりくる人もいるし(こっちのほうが多い?)オーヴァドライヴよりオーバードライブの方がしっくりくるなんてことが起こるのは今起こっていること、つまり専門性の領域に触れているかいないかで随分違ってくるのだということ、、、めんどくさいので止める。


死ぬ程眠たいと思い寝るのに2、3時間で飛び起きる。最悪である。