hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2015年1月・第1−2小節目

《変容の対象》2015年・1月・第1小節目を福島諭さんより受け取る。

いよいよ2015年度版もはじまった。年度初頭から福島さんと実際に会い、発表、演奏をともにした。それらについて書かないうちに、(無理に書かなくても良いのであろうが、記憶の鮮明なうちに発表された作品に関しては書いておいていた方が後々参照することもあるかもしれないし、アーカイブとしての参照もする機会がある可能性はままあったりするから、やはり互いに書いておいた方が良いのだろう)また昨年度の変容〜の総括も書かないうちに時間は過ぎ、気付けば15日。月の半分が経過している。本筋の《変容の対象》がまだ始まってなかったのでそれまでに済ませておいた方が良かったのだけれど、時間はいつの間にやら過ぎている。送らなければならないメールなども数件あるような気もするがそれも置いたままだ。

譜面を確認し、早速書いた。冒頭の32分音符、32分休符、これらがはたす組織上の役割は今まで変容ではやっていなかったものだと思う。以後それらは数度、1−2小節目のなかでも現れるようになっている。2小節目、32分音符の置き所に悩む。奏者の演奏能力の高さを知ってはいる(それは凄いレベルだ。クラシック奏者ということは)が、あまりに律動を捉えるのが困難な配置になるのはどうか、、、そこで少し思考が止まる。結局あまり難度の高い配置は避けた。おそらく今書こうとしていた難度の高いものでもあたりまえのように再現できるとは予想するけれど、今後はそういった作品も出てくるだろうが、今回は考えて止めた。

1−2小節目を福島さんに送る。