ラ・フォル・ジュルネ新潟２０１５

ラ・フォル・ジュルネ新潟２０１５に出演します。５月９日。

以下作曲家・福島諭さんの記述。ご覧下さればと。

http://mimiz.org/index.php?ID=1194

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一考察として。

人性を超える。人の領域を超克せんが為に天空の光さす彼方の雲の狭間に自らの右手の手のひらをおし拡げ永遠に空を切る手のひら。そのような悲痛な願いが作曲という行為であるならば、、、この場合人の為「のみ」に書かれた、消費され経済活動に還元され回収されるようなああいった平易きわまるなぐさみものの作曲ということではなく、、、神、あるいは神の領域といったものに、それは触れようとするならば、循環呼吸奏法というようなある種の人の生理を超えた現象を表出し提示する技術はその奏法自身の意味を超えあらたな概念に触れる。なんつうことを今度福島さんと話すつもりだ。つまり神性に触れんが為に構造化されたものが最早聴衆の耳では処理出来ないほど高度になってゆくという現象は必然とも言える。故に人の為に書かれてはいないということもそこでは当然の理であって、聴衆は立会人としてそこに居るという、、、教会音楽を今想起してみてもらえればなんとなくそういった概念の片鱗に触れることもあるいはあなたも。