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《変容の対象》も粛々と、あるいは密やかに、進めていっている。
他にも密やかに進めていっている作品関係の作業はあって、ひとつは福島諭さんにpianoの演奏をお願いしている。
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今年は年初から福島さんと多く演奏の場で邂逅した。他の演奏家の方々とも。作曲という行為、演奏という行為、そのシリアスな現場。またそれらのそれぞれ帰属する階層。そこで立ち現れた現象が引き起こす思考のfeedbackは僕の内部で新たな概念の言語化を形成しはじめている。今までぼんやりとしていたもの。気配は感じていたが、それと意識しなかったもの。
録音はその概念を通過したものを。とこれも密やかに思っている。