hamaji junichi

composer saxophonist

ソニーロリンズのスキンヘッドがあまりにかっこ良いので自分も剃刀で剃った。坊主頭は長いが剃髪は実はやったことがない。このままいけば近いうちジェイソンステイサムみたい(ご本人はそうとうなかっこ良さだ)になってしまうかもしれないからもう剃るより他ないのかもしれね。さて、頭を剃るにはジェービングクリームなどより、コンディショナーとかリンスの類いのクリーム状のものを頭にのばしそれで剃ると良いとどこかで聞いたか読んだのでそのとおりにした。なるほど。完璧である。剃刀負けや、皮膚が切れて血まみれジョニーみたいなことも無い。手探りで風呂でやってそれだから安全でもある。で、ロリンズのように渋くいかついながらスマートな面持ちになったかと言えば肌の白さがいかんともしがたくこれじゃ〜白坊主、つるぴかはげまるくんである。ロリンズの黒人特有の精悍な肌もあのかっこよさの一因だったと頭剥いてから気付く。ネオナチみたくやばい感じもしないどうしようもない仕上がりになったかもしれぬが、まあ知った事ではない。ロリンズを良く聴いている。今までで一番聴いているのではないか。テナーではやはり昔はコルトレーンばっかり聴いていたものだ。でも今はロリンズ。ジャズを聴くのは随分ひさしぶりで空白数年何故かロリンズ。クラシックの演奏家の映像を見てどうにも嫌な気持ちがした。まったくクールではない。その映像の作り方もナレーションの内容も。クソだ。川端康成の「雪国」には葉子という、悲しい程美しい声の女性が出てくるが、「みずうみ」の冒頭にも美しい声の女性が登場する。新潟出身とあった。雪国も新潟の物語。しからば川端康成の内には新潟の女性が美しい声を持つというのがあったのかもしれん、、、と思いながら読んでいた。声へのフェティッシュ半端ではなかったのかもしれぬ。