hamaji junichi

composer saxophonist

大垣でのリハーサルの折、ソプラノサックスの調整がうまくいっているのを確認出来たので福島諭さんとのメールのやりとりのなかで、layered musicの再録音のことを言ってあった。今日録音をした。4度目になる。1時間弱の作品なのでそうそう何度もできないから早めに録音を終わらせたかったけれど、過去の3度は結局うまくいかなかった。とりかかってからもう数ヶ月経つ。確認は少し先になるがfixなら福島さんに送ろうと思う。この作品と「分断された旋律のむこうにうかぶオフィーリアの肖像。その死に顔」2作品は来年楽譜と音源のシリーズで発表できたらと思って進めている。さらにひとつ、多分2年ぶりとなるサックスとコンピュータの為の室内楽シリーズの新作も手がけることを相談していて、layeredの録音を終えた後、テスト的に1トラック録音してみた。ソプラノサクソフォンのサーキュラーブリージング・マルチフォニックスをどういったかたちでプロセッシングするかはまだ着想も得ていないけれど、まずはサックスの構造化の思想的指針の方向付けは少し着想を得ていて、それを試してみた。フレーズの管理などさらに整理とヴァリエーションの拡張は必要だけれどどういった音韻、音響のフォルムになるかはアタリがついた。これも2、3トラック用意できたら福島さんにまずは送って感触を問うてみたい。

layeredの譜面に載せる文章も書かなくてはいけないと思いながら手つかずで、オフィーリアともども来年早々にと思い始めた。


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昨日はイアマス周辺でやたら評判の良いらしい新作の「マッドマックス」を早速借りてきた。今年度のベスト映画らしい。他にも「カイト」「ミッッション・インポシブル」「ハンガーゲーム」「ラスト・リベンジ」「誘拐の掟」など借りてきて、はっきり言ってディスク枚数見るだけで疲れてくるが1日1本は見ないと返せないから見る。マッド〜は最後に見る。