《変容の対象》２０１６・４月 fine

《変容の対象》２０１６・４月も３０日にfineを迎えた。最終日、福島諭さんの提示した組織に「えらいもんぶち込んできたな、、、」と思った。これは終わらないのではないか、、、、と。選択肢は浮かぶがとってつけたような印象がどうしても拭えず、時間もないが考えるしかないので数時間、間に休憩をとりながらどういう手があるか考え続けた。一つ何か光が差したように思ったものを書いた。音韻情報的に終止を形成するものではないが、概念的にそれは整合性を持つもので冒頭文に提示された「Loop,Clip」から着想されたものだ。音の機能的な謂わば重力に依存したものではなく、作曲という思考行動の、思考から導かれた「音とは関係のない」領域の答え。納得できたので福島さんに送った。

昨日は福島さんとskypeで今後やらなければいけないことなどを話した。スコア、録音、リミックスのことなど。不思議なものでそうやって話していると何かやれそうな気がしてくる。それで今日サックスを持ちいつものことをやりながら合間に昨日話していて、「なんかやれそうな」気分で少しづつ試行している循環呼吸奏法のための組織作りをやっていた。そううまく想念上のようにやれるかというとそうではなかったけれど、一つ発見もありそれで充分のような気がした。

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「ドラゴンタトゥーの女」フィンチャー監督のDVDを買い、それはえらく好きな映画なので何度も見るものだと買ったわけだが、やっぱり良いので２度見た。ルーニー・マーラ演ずるリスベット・サランデルが超可愛いい。不思議な魅力だ。原作の小説も読んだがああいう可愛さがあったかどうか。パンクの超美形はたまにいる。確かにえらくかっこいい女。そう言った類の美形でもあるが、警戒心尋常ではないものがつと心を開き一人静かな乙女になる、その内実にグッとくるのだ。病に倒れた元後見人に差し出す愛情の仕草も。

物語はこの話が原作で最もスタイリッシュで続編２つは少し弱いと思った。映画でも続編はないとかあるとか。この１作で十分のような気もする。

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福島さんは今日はmax/mspをいじると言っていた。昨日話したことを彼もやっているはずだ。