hamaji junichi

composer saxophonist

円盤ジャンボリー

来年の1月円盤ジャンボリーに出演します。自分は1月11日に出ます。
以下は円盤さんのサイトhttp://www.enban.org/より転載させていただきました。
よろしくお願いします。

濱地潤一



「円盤ジャンボリー2009冬!!!!!!!!!!!!!!!!!」

恒例、円盤主催半期に一度のお祭りイベント冬の陣!!
新年早々、踊ったり騒いだりしんみりしたり首ひねったり感心したり呆れたりの3日間をよろしくお願いいたします!
前回が5周年SPECIAL versionで、イベントお馴染みの顔が勢揃いしましたが、
円ジャンの醍醐味は、やはり新たな発見と新たな出会いなのであります。
前回が新顔ゼロだったんで、今回は5F出演者すべて新顔という、原点回帰であり挑戦的なイベントです!!
なんたって名前並んでるだけでは、どれもこれもいったい何者なのかほとんど解りようがないので、
みなさんの好奇心以外に頼る術はありません(笑)!!
そんなラインナップなれど、必ずや、後々効いてくる、
「そういえばあの時。。。」なイベントになること請け合いですので、
ぜひカレンダーにチェックを入れておいてください!

前売り2000円/当日2500円/通し券5000円(いずれもドリンク別)
チケットは円盤(03-5306-2937)/渋谷o-nest(03-3462-4420)/ローソン・チケット(Lコード 78809)にて販売中
もちろん円盤でも販売中!

で、初日は毎回特別企画やってますが、
今回は、きてれつで人なつっこい音楽家&ドラマーのイトケン・ワンマンです。
彼の率いるリーダーバンドが総登場!!+α
そして、この日、そのリーダー・ユニット5つ(d.v.d、HARPY、zuppa di pesce、trio、ソロ)のアナログ7インチ・カラー盤を5枚同時発売します!!
さらに、5枚同時購入でイトケン特別DVDをプレゼント!!

1月9日(金)18:30open/19:00start 「イトケン・ワンマンライヴ」
★イトケン/イトケンTRIO/zuppa di pesce/SOZORO/HARPY/d.v.d
イトケン、webでのprofileによると....
偽マルチ楽器演奏家、ドラマー、へなちょこ音楽作曲家。自身のバンドHarpy、zuppa di pesce、Jean-Pierre、itoken trioなどを率いる他、gnu、win a sheep free、岸野雄一WATTS TOWERS、あがた森魚栗コーダーポップスオーケストラ、飛頭、サイトウエレトリコグッドサウンド三上博史バンド等等、様々なユニットに参加。湯川潮音レコーディングなどにも参加。これらのバンド活動の他に玩具、電子楽器を用いたソロ作品もCD3枚を発表。最近の作品では「リズムで遊ぼう」というコンピレーションCDにハナレグミコーネリアス等と共に収録。ライブ演奏活動の他にNHK子供番組への楽曲提供、ゲーム音楽制作(PSgameここ掘れプッカ、DSgame?ZOOKEEPER、imodeゲーム ジップジャン、ガスト端末ゲーム等々...)、CM音楽制作(栗コーダーの栗原氏とのduoでロッテコアラのマーチ)などを行っている。
...と、八面六臂の活躍を続けるイトケン。近年ではやはり、ドラマーjimanicaと映像作家 山口崇司とのトリオによるd.v.dでの活動が活発。2台のドラムの音に反応してグラフィックとそれに付随する音がコントロールされ、それがゲームから楽曲になだれ込んでいく、音楽の枠を越えたパフォーマンスは正に21世紀の新型パフォーマンスです。そして、イトケンの活動の一番根っこにあるグループと言えそうなのがHARPY。活動も現行のリーダー・バンドの中で一番長い。zuppa di pesceはイトケン(ds)、マユミ(synth)、古池寿浩(tb)、マヒマヒ(ss)、という5人組。室内楽電子音楽がへらへらと踊る。バンド名はイタリア語で魚肉のスープという意味。イトケンtrioは'08年に結成されたグループで、イトケンの他は元jean pierre、現在では畔(11日に登場)やASUNAでも活躍する戸井安代と、zuppa di pesceを脱退したDJ Peakyの3人で、zuppaよりもっとゆったりとひなたぼっこな感覚のイトケン・ソロの方にも近い感覚です。そしてさらにうたもののバッキング・ドラマーとしての顔も見せたいな、と思いまして、今回フィーチャーするのはSOZORO。アコギ&歌のスタイリッシュな男性と、アコーディオン&ピアノ&フルートの静かに情熱的な女性との異色デュオ。タンゴ、シャンソン、ジャズが絶妙にオリジナルブレンドされた日本語の歌世界にも注目です。セカンドCD「ゴッホのタッチ」では全面的に参加し、ライヴでもドラマーとして参加しています。
ということで、イトケンの様々な顔を一日で堪能しようという大企画!!

そしてさらに、終演後6Fラウンジフロアにて、10、11日の円ジャンLIVE予告編としてニューカマーLIVE!! LIVING ASTROの演奏を行います。奇天烈なコラージュ感覚とプログレッシヴな展開、ニューウエイヴが最も怪しく尖っていた時代を思わせる、鋭くシンプルな遊び心溢れる音たち。SF映画のサントラを思わせたり、現代音楽を思わせたり。コンパクトにポップなのに仕掛けが多彩な期待のデュオ!!!自身の企画LIVEにイトケンを招いたりもしている縁もありますので、ぜひ見てってください!彼らのアナログ7インチも同時にリリースします!



2、3日目、5FライヴFLOORはすべて初登場。
ニューカマーたちの今後を夢想し、ベテラン新ユニットの発想の自由さを堪能してください

1月10日(土) 16:00open/start 「NEXT!! vol.1」
★犬彦(ジョン犬+HIKO from GAUZE
歌うオルガン犬ジョン(犬)と、日本ハードコア界の大重鎮バンドGAUZEのドラマーHIKOが、まさかの合体!! HIKO氏からのアプローチで実現したインプロセッションではまったくない、HIKOによってバッチリ編曲され、ジョン・ナンバーの数々がキッパリとした輪郭と迫力をもって奏でられる「バンド」と言う他無い緩さとは無縁の凄いユニットです!! '09年円盤よりCDをリリースします。
★とんちレコードオールスターズ
円盤ジャンボリーでも2度の出演で話題を呼んだ怪バンド、ホライズン山下宅配便や、今年monaからリリースされたCDが話題のアナホールクラブバンド、三線や管楽器、ピアノなどの大編成でゆったりとした大きな歌を奏でる片想いなど、いくつかのバンドを形成する武蔵野音楽集団とんちレコードのメンバーが総登場する大オーケストラ!! 芸達者なバイ・プレイヤーを抱え、素晴らしい歌声を聞かせ、美しい楽曲を書けて、しかもシャレがききまくっている、揃いまくったへんてこなメンバーたちが、やってくれますよ。
★NISEUO cosmic-chang mothership progress(from大阪)
大阪から登場した、サーカス的楽隊とバンド感が渾然となったサウンドで、演劇的な展開をしていた頃のトム・ウエイツに直結する不思議な世界を表現する逸材。アクロバティックな構成と徹底した世界観と表現力に酔わさせられます。たった6人のメンバーで、3管編成のブラスセクションが現れたり、マリンバをフィーチャーしたエキゾチックな世界を表出したり、変幻自在。強烈な存在感のヴォーカルの支離滅裂なのに説得力がある演技にも注目!!
★アングリポガチャン
マノネグラや東欧のジャグ+パンクバンドを思わせる3ピース+フィドルという編成のへんてこパンク・バンド。複雑な曲構成とパンキッシュな勢いを併せ持った、こうしたサウンドを奏でるバンドにありがちな頭でっかちな器用さとは無縁の能天気さが壮快です。1分そこそこの曲をアっと言う間に20曲駆け抜けるめまぐるしいライヴは必見です!! メンバーのルックスの混乱具合も最高!!
★神さま
ドカスカな太鼓にギャリギャリしたギターで発狂前の呆けた暴言を連呼する、とんでもなく気合いの入った男女デュオ。スカム四つ打ちカオスパンク!! なんと曽我部恵一のROSEからCDデビュー予定!!
★ケイドロック(from沖縄)
驚異の支離滅裂女子ロックデュオが沖縄から登場!! 爆走ドラムに始まり、ブルース、三味線意味不明弾き語り、切ないエレキ弾き歌い、ギターとピアノによるサイケデリック即興、奇怪なコラージュと宇宙語、誕生パーティー...などが交錯するCD-R作品やLIVEに特大の「?」を送りたい女子デュオ!
★ボンジュール?5(アパラチアン・シスターズ+TOV
一昨年ほど前から円盤に出演、異界からのシャンソンを届けてくれる本気でしかありえないが、本気とは到底信じがたい、人生のあれこれやおかしみを徹底的に、本当に徹底的にこんこんと教えてくれるような女性デュオ=アパラチアン・シスターズ。説法と呼びたいほどの説得力と目力の強力さに、観客は毎回爆笑するほか逃れる術がなく、エスカレートしていくそのライヴは、今年ついに、ヴァイオリン、チェロ、ピアノによる女性室内楽トリオ=TOVを加え、さらに念入りに、結婚式に呼ばれなかった人からの祝辞をテーマに5人の女性がウエディングドレスに身を包み、現実とは思えないライヴを展開し、人々に笑いと恐怖を同時に叩き付けてくれました。凄い。凄いとしか他に言いようの無い天災のようなライヴになること必至。あえてメンバーの経歴には触れずにおきたい。
★泊(山田参助vo、武村篤彦g from大阪)
ホモ漫画の奇才としても知られる山田参助が、今が21世紀とはとても信じられなくなる驚異の歌声を聞かせる正々堂々の歌謡曲デュオ。パロディではありえない戦前歌謡そのもののオリジナルの数々に驚嘆必至。この先話題になること請け合いの注目のユニットです!! 作品はもう一方のメンバー武村の作成によるDVDイメージビデオ作品のみ。これまた出来過ぎ!!
カシミール・ナポレオン
福岡でもう10年も活動するカラオケ・グラム・ロックデュオ!! 聞いたこと無いレベルのペナペナのバックトラックにのせて、やる気のかけらを見いだすのが困難なステージパフォーマンスを繰り広げる、世界一しょぼいヴィジュアル系バンドが円ジャン初登場!! 10年もやった挙げ句にこの新人感が凄すぎる。現在メンバーは福岡を離れ東京と大阪に在住しています。腰砕けが過ぎてお怒りになられても、払い戻しなどには一切応じませんので...。
★kaseo(from岐阜)
カルミンの制作者として知られる岐阜の奇才。チープなおもちゃ音とビリビリにハードコアな電子音とが交錯するノイズ・エレクトロニクス・アーティストとしても素晴らしい。ピカルミン12台を駆使した鼠十二楽坊出るか?!?!?!
★バイナリキッド
80年代テクノポップ、ニューウエイヴをネタにやんちゃにパンクするヒロポ、ミシガンを中心とするユニット。近年ドラム、ギター、きちがいパンダキーボードを加えたバンド編成で、さらなるドガチャカな世界へ突入した愛すべきバンド。
★opq
様々なおもちゃ楽器、鳴りもの、ポータブル・キーボード、さらには自転車の車輪まで、数々の発音具の音をコラージュしまくって、不思議な音世界を生み出す男女デュオ。とにかく機材がむちゃくちゃに多いので、5F会場のオープニングを二日間に渡って担当します。早く来なきゃ損よ。

1月11日(日)16:00open/start 「NEXT!! vol.2」
ドラびでお灰野敬二
1年前の円ジャンでの初共演から、まさかの展開。セッションではなくパーマネントなユニットとして始動したモンスター・デュオ。ドラびでおシステムでコントロールした灰野敬二のパフォーマンス映像と灰野敬二自身が共演するという強烈なパフォーマンス!! なんたって灰野さんが二人なんだから、そりゃあもう!!
★sajjanu
GMFTPO、MASSIMO、マヒルノのメンバーによるツインギター&ドラムのトリオ。超絶テクで超絶変態構成の楽曲を、壮絶なスピードを伴って駆け抜ける驚異のニューカマー!! 複雑な楽曲を演奏するバンドにありがちな譜面を追うような感覚は皆無。アッパーにジェットコースターで大爆笑するような最高に楽しいライヴ・バンドです!!
SUARA SANA
元・倍音sの二人、倍音クレイジー★岡山守治と徳久ウィリアム幸太郎もメンバーに名を連ねる、ガムラン口琴ホーメイ、ベース、アジア〜インドの様々なパーカッションが繰り出す新型倍音グルーヴィ−・サウンド!! 音楽マニアからただただ踊りたいって人まで大満足させられる最高のバンドです!!
★ju sei
'08年に入ってから円盤店内ライヴで話題を呼んでいる新世代男女DUO。自由で、はかなく、そして奇怪なseiの歌声と、どこからやってくるのか判らない美しさをたたえたjunichiroの作るサウンドは完全に新しい世代が登場してきたことを痛感させられます。音響派?うたもの?アヴァンギャルド?みんなのうた?すべてがここにあります。はじめてのCD-R作品はアフターディナーを軽やかに解釈したかのような美しい仕上がりで、これまた大推薦!! 円盤的には新世代の筆頭としてぜひ見てほしい二人です!!
★昼(from名古屋)
壊れた簡易キーボードやサンプラー類を、まるで多数の鍵盤楽器を弾きまくるかのように激しく操る、ノイズとも言い切れない独特なカオス・サウンドを生み出すプレイヤーと、激しく暴れまくるドラマーによるユニット。プログレが粉砕された上に歪み系エフェクターで爆音化されたかのような名古屋期待のユニット!!
★大城真(sound & visual)+山本達久(ds)+濱地潤一(sax from 和歌山)
カメラとブラウン管を使った機材のバグや特殊な機能を利用してエレクトリック・ノイズとグラフィカルな映像を生み出すメディア・アーティスト、大城真と、パルスのようなサックス・プレイと、その周波数に反応する鈴木學制作の発信器のプレイで、にわかに注目を集める和歌山のリード奏者、濱地潤一に、EL-MALOから知久寿焼倉地久美夫、佐々木匡士、neohachiなど様々なバンドやシンガーのドラマーとして八面六臂の活躍中、異端の叩きまくりドラマー山本達久による初顔合わせセッション!!
★dNo(ドラムノ)
元CICADAのメンバーらによる、トリプルドラムのみのアンサンブルでムチャクチャカッコいいサウンドを聞かせるトリオ!! 通常の生ドラムキットのみとは思えない、多彩な音像を生み出しています。会場を3台のドラムで取り囲んでのパフォーマンスも必見!!
魚座(from福岡)
九州、福岡は小倉のうたものバンド。藤井邦博の独特の歌声と、ふつふつと沸き上がるような情熱的ナンバーの数々には、まだ若々しいバンドの音と相まって今後を大いに期待させます。
★畔(戸井安代+原川奈緒
ASUNAの室内楽演奏のクラリネット奏者とピアニストとして知られる女性二人による影絵とその劇伴を行うユニット。おもちゃのカラコロとした音と、静かに薄く広がるエレクトリックに処理された音、具体音とイメージ音が織りなす生々しいサウンドトラックと、丁寧に編み込まれた影絵でまるで戦前の童話のような世界を見せるてくれます。
★小さいテレーズ
1stCDが大好評のサイケデリック・トリオ。弦楽器と鍵盤楽器が織りなす小さな営み。まるで80年代初頭の地下で静かに静かに息づいていたささやかな前衛表現を見るような気持ちにタイムスリップさせてくれます。「こうあるべき」以前の意識をこうして音にできる本物のアンダーグラウンドはめっきり少なくなりましたよ。
★moxa delta
オルタナ・カントリー・パンクなヘンテコナンバーをグニャングニャンとしたグルーヴと妙に爽快なパフォーマンスで繰り出す若きトリオ!! 2枚のまったく趣の異なるCD-R作品を発表しています。


6F LOUNGE FLOORは、現在円盤店内を熱くさせているトーナメント・フード・バトル「円盤カレー道場」の決勝戦!!
ゲストコメンテイターには、姫路のカレー王子カレー道場のテーマ曲も歌うほりゆうじ、そしてあの「庖丁人味平」の作者ビッグ錠先生!!
さらに、3日間の出演者の中古楽器やらCDやら本やら、さらに特別出店も含めた大バザーを開催!!
特別出店にはcochae(折り紙)/SHINOBU(顔)/大橋裕之(まんが)
さらに、円ジャンお馴染みの顔がフリマ開いたりする予定。
特に今回、ドラびでお=一楽儀光の民族楽器、創作楽器が大量に販売されます!! 
これ、本当に必見!! 音楽制作者、プレイヤーは見逃し厳禁!!

で、その食事やらお買い物やらを楽しむフロアのBGMやら公開ラジオ放送(?)を豪華メンツにてお届けします。

1月10日(土)16:00open/start 「カレー道場決勝戦&大バザー大会 vol.1」
★BEST MUSIC
円ジャンお馴染みのイラストレイター&漫画家小田島等画伯によるコミニケーション・アート集団。そのファーストCDは正にそのお買い物のスーパーマーケットのBGMがコンセプトでしたので、その役目振らないわけには参りません!!
★山本坑+gape
円盤での共演から度々デュオ演奏をしている両者。山本坑は兄で映画監督の山本草介作品のサウンドトラックを担当したことから演奏活動を始めたエレクトロ・ノイズ・アーティスト。この手のアーティストには珍しいコンセプチュアルで高い構成力を持った作品を発表している俊英。gapeはパッチシンセ、自作楽器、ピアノなどを音源に音響、エレクトロニカを通過した上での、ミニマル電子音楽とでも言えそうなアーティスト浅川晃一のソロユニット。この若い二人による混沌としたエレクトリック・ノイズ。
車輪の再発明
斉田一樹と高橋達也による自作電子楽器ユニット。ソリッドなテクノ/ダンス・ビートを奏でていても、そのパフォーマンスは基盤を直接ドライバーで操作するという荒々しいもの。これぞ工学系アーティストの最も野蛮で土着的な姿では?!
★CARRE
円盤最初期から出演しているゴリゴリのジャーマン・エレクトロノイズを奏でるデュオ。反復するビートと重たい電子音が響き渡る。
★ASUNA
オルガンの振動弁を開放したドローン作品でその名を知られるようになったソロ・アーティスト。ギターの繊細なディレイ・ワークや、おもちゃ楽器のサンプリング・ループなどで作り上げる独特の音像は、ジャンルを越えた様々なアーティストから注目を浴び、海外での評価も高い。ダンスビートから日本の明治大正の童話作品を思わせる室内楽組曲、そしてサウンドアートに至る幅広い作品を発表していますが、その奥にある世界は一貫した物があると思います。'08年にHEADZから2枚組ドローン作品を発表し、自身のレーベルaotoaoを発足し、そこから鳥取のスペースアシッドフォークユニット、ボルゾイのエレクトロニクス担当shibataとのデュオ作も発表。
★noun(村岡充<テストパターン>+藤井俊幸<駅前旅館> from岡山)
円ジャンでも何度かの出演でお馴染み、岡山で活動する2大バンドのギタリストのデュオなのですが、両バンドのサウンドを考えると意外な、アナログシンセなどの電子音を中心にした音響ユニット。この日どんなセットで演奏するのか思案中。どんなユニットとして登場するのか。
★KAWASHIMA CIRCULATION BUSLINE(DJ PEAKY + HOSAKA AKANE)
初日のイトケンSPECIALにも登場した自作ターンテーブルやアナログシンセ、管楽器奏者、作曲家として幅広く鋭い活動を続けるDJ Peakyと、21世紀に蘇ったキュートなSABPMサウンドを生み出すポップメイカー、HOSAKA AKANEによるお茶の間的デュオ。ピコピヨと小さな電気の音が会話するような音楽。5周年記念に続いて円ジャン2度目の登場。
★KAARI AMURO(from沖縄)
'08年の円盤沖縄ツアーで出会ったギタリスト。ディレイ、ループを多用しながら、まるでゆっくりと動いて行く雲のように自然で美しいドローン音楽を生み出す。もちろん円ジャン初登場。
★Shibata+Electric Ear
シバタはもともと鳥取で活動していたエレクトロニクス・アーティストで、同地でボルゾイのメンバーとして活動し、ソロ・アルバムも発表していたが、数年前に上京。'08年にはASUNAとのデュオによるCDも発表し、最近ではこのデュオでの活動が中心になってきているのですが、今回は、当店で高校生のときから超絶ピュアなエレクトロ作品を立て続けに発表して静かに注目を集めていたElectric Earとのデュオで登場します。
★SOLOBO
初期暴力温泉芸者を思わせる極悪なカットアップとノイズを絶妙なセンスで交錯させる俊英、柿崎駿介のユニット。とにかくいちいち極端なコンセプチュアルな作品が発表されるので、その正体はいまだ解らず。最近では、これまたコンセプチュアルな選曲によるDJ MIXシリーズ、DJ森光光子でも話題になっている彼が、ついに登場します。

1月11日(日)16:00open/start 「カレー道場決勝戦&大バザー大会 vol.2」
★虹釜太郎(360°)
「円盤カレー道場」後見人。カレーで入院した男。90年代初頭に伝説のショップ「パリペキン」を運営し、後の各種へんてこ音楽専門店たちへ与えた影響は計り知れない。そして、これまた後のアブストラクト音楽家に多大な影響を与えたレーベル、不知火、現在でも活動中の360°レーベル、そしてcommune disc主催のaen氏との共同レーベルCLAYなどで、数々の問題作を生み出し続けています。そして、カレーマニアとしても知られ、スパイスから生まれた妄想的小説「カレー野獣館」の著作もあり。カレー道場決勝戦終演後、敗者たちへのレクイエムを奏でてくれます。
ほりゆうじ(from姫路)
姫路のアイドル。思わず口ずさんでしまう数々の等身大より若干小さめの歌の数々で愛されているほり君。円盤カレー道場のテーマ曲で、アナログ7inchシングルでもリリースされている「毎日カレーで構わない」、そして新曲「カレーLOVE」など、決勝結果発表の前にライヴやっていただきます。そして、決勝開票時のゲスト・コメンテイターとしても登場。
★植野隆司(テニスコーツ
テニスコーツ、プカプカブライアンズのギタリストとして知られていますが、ギターを音源にしながらの音響作品やグラスハープ・ソロなど、ソロ・アーティストとしても数々の興味深いインストゥルメンタル作品を発表しています。最新作「SUI GIN」でのメタリックなのに人肌を感じさせる、架空未来の水琴窟とでもいえそうな世界には驚かされました。今回はソロ・インストによるBGM演奏です。円ジャンほぼ毎回出演。
★soundworm
元tsukinowa、F.L.Y、行雲流水、などで活躍していた庄司広光のソロ・ユニット。磁気テープなどを使った演奏や展示、独特の音響空間を生み出すアーティストで、円盤でも5時間で、ひとつの作品の制作過程を見せていくライヴなど、アイディア豊富なライヴや、様々なアーティストの演奏参加、または音響処理と多彩な活動をしてくれています。
★みみづ(from新潟、岐阜)
円ジャン2度目の出演。岐阜のへんてこアート学校、イアマス在学中に出会った3人による、相互干渉ノイズユニット。東京、新潟、岐阜、の3都市から集まった3人が生み出す真摯な電子ノイズとその変容。東京メンバーの鈴木悦久は名古屋のスティーブジャクソンのドラマーとしても活動。円盤でもソロで出演中。
★青木隼人
ギター演奏を中心に、空間の響きに重点を置いた演奏活動を行っているアーティスト。葉山のカフェでの「朝のための音楽と朝食の会」で行われた演奏を2枚のCD作品として発表。ギタリストとしては、オフノートの近年の活動や、ラジオゾンデなどのグループでも活動しています。
yuki kaneko
磁気テープを使ったドローン作品や、鍵盤楽器、PC、おもちゃ楽器をエレクトリック処理した作品などを発表しているトラックメイカー注目の若手。自由な発想を丁寧に練り込んだ作品の数々は、じっくりと向き合いたくなる奥行きを感じさせてくれます。
★平間貴大
フィールドレコーディングの奇才。日常の音など誰が録っても同じだけれども録音ボタンをスタートした瞬間と停止した瞬間だけは確かに録音者の表現であるというコンセプトを極限まで突き詰めた作品が衝撃的でした。このギリギリ感に追い込めるのが本物のアーティスト。そのライヴパフォーマンスは果たして?!?!