hamaji junichi

composer saxophonist

「12組曲-変容の対象~s.saxとpianoによる~」

福島諭さんに、2月、11小節目を送る。1月とはまったく趣きの異なる作品になりつつある。興味深い。先月はあまり停滞もなく進んだこの両者の作曲行為だが、今月はすこし停滞もあり、またそれが意味のある停滞のような気がして今月はまだ残りがあるが、28日を過ぎたあたりにどんな感触を得られたかまた書きたい。今は書かないが、停滞のひとつの原因の要素として考えられるものがあって、それもまた書きたいが、今、少しそれを考えてみてうまく書けるか、甚だおぼつかない気もしている。ただ、先述のとおり、停滞には意味があり、そこで思索に次ぐ思索の果てにやっと掴み取ったものが、技法として強度を確認出来、また、音楽を構成する大原則の領域のある部分の確認や引用であったりする経験は得難いものであるのを実感している。例えば、今月の1小節目はある法則をもとに音列を組み私がスタートさせたが、それは調性という側面から見ればC minorと見えるが、最初はそうは考えて書いてはいない。しかしながら音の組織上、C minorというトーナリティにある部分では強烈に支配「されて」いるのも事実で、その後の音の組織はそのトーナリティーに必然、干渉される、、、、、、、

とこんな感じで書きたいのですが、、、、