hamaji junichi

composer saxophonist


真夜中に思い立ってコラージュ作品を作る。思い立って、、、と言っても突然ではなく、確たる予定あってのことだが、ただ、昨日の夜やるつもりではなかったので、思い立ったと書いている。映画を一本観て、少しピアノの譜面を見たり、ベートーヴェンの大フーガの譜面を睨んだりしていて、睨んだままで硬直してため息をついていると、なんだかやりきれなくなり(ウソ)なんだかんだしながらタバコを吹かしたりしていると、あるイメージが出来、音源をならべてコラージュの作業に入った。ちなみに、今時はタバコを吸うともてないらしい。ひとつのマイナス要因として喫煙と言う行為が堂々のランクイン。まあ、私にとってはどうでも良いことで、失意などおこりようもないが、喫煙者迫害の風潮にファシズムのかおりがするのも事実だ。

話はそれた。このコラージュ作品は5月の名古屋に持って行く物販のCDRに収録予定で、一曲は先の新潟で福島諭さんとレコーディングした「contempt for saxophone and computer」それと、今回の音源でまとめたいと思っている。整合性を鑑み、名古屋での発表も福島さんの作品なので私自身の作品を持って行くより、ここはやはり福島濱地の作品を持って行くのが自然であろうと思って、contemptのピアノをコンピュータ処理した福島さんの音源ふたつと、私のソプラノサックスによるサーキュラーブリージング・マルチフォニックス作品をコラージュしてそれに正弦波発信装置から得られる音響も含めてコラージュしていった。背景にある思想的数値は「2」である。2曲とも作曲作品「contempt for〜」の支配下にいるのも視点のひとつである。まったく別の作品に聴こえるが。背景にあるもののリンケージは作り手の支配下にあるのは自明だ。と、ひとりごちる。あとはミックスダウンのみ残して寝た。


今日はフーガの譜面を見て、カノン、バルトークの美しいコンチェルトのカノンを体験(譜面で)した。