hamaji junichi

composer saxophonist

兵庫の発表から日帰り。
鈴木學さんと久しぶりに演奏したが、やはり、作曲作品をやって良かった。鈴木さんの反応は素早かったし、確実だった。前もって作曲作品とは言わずに今回はやってもらったけれど、演奏終わりには鈴木さんも笑顔で「作曲作品だったの」と。鈴木さんが自由に干渉できるという想定の作曲だったから、説明はあえてしなかった。ただ、過去の共演の経験があるからこういうことが出来るのも事実で、誰でも、、、とはいかない。
今回は自分はライヴ・エレクトロニクス・デヴァイスを持っていかず、鈴木さんのエレクトロニクスと、きちんとアンサンブルするような作品をと思い、まだ、譜にはおこせてないが、発表を終えて、譜におこそうと思う。今日やったのも過去の作品[croma][prelude]と同系のブロック干渉形式を採用した作品だが、中間部は倍音操作もあり、音符で書くことは事実上不可能だけれど、工夫すれば意図はきちんと表明できるはず。曲名はまだない。

映像作家の前田真二郎さんが来てくれて、今作品の感想も聞けて、非常に有意義だった。前田さん、京都で作品の上映があって終演後京都にまた行かれた。

http://www.kyoto-seika.ac.jp/eizo/festa.html

帰りは爆睡。