hamaji junichi

composer saxophonist

寒すぎて腹たってきたので、殿様キングスなみに出た腹などおかまいなしにパスタをつくる。寒いときは酒が飲めるのならウォッカとかあおり、ドスト氏の小説のミーチャみたいにばか騒ぎしたいものだが酒は一滴も飲めん。だから食う。寒さに抗うのは暖房ばかりではない。食えば体温はあがる。タマネギを刻み大蒜と炒め、鷹の爪少々、ホールトマトをぶちこんでローリエ、人参の切れ端、セロリを入れ煮詰め、ベーコン、ソーセージ、天下の宝刀シーチキンをいれ、麺300g。目玉焼き2個を大皿の下にしのばせる。腹まんざぶろうになったところでウェブの動画を観ながらうとうとしはじめたので寝る。数時間後起きだし、夜中のしんしんとした沈黙のなかで採譜。気が違いそうになるので途中で止める。



その後暇なのでyou tubeでいろいろ飛んでいたら初音ミクのあれ、なんちゅうの?ライヴ?ほんまにライヴしているのがあって、以前ニュースでちょっと見たから多分その筋では有名なんだろうけど、、、試しに観てみたら見入ってしまった。最初は観てるこっちが恥ずかしいような、へんな気持ちで背中がぞわぞわしてくる感じだったが、観ていると慣れてくるものだ。それで観ながら思ったのはウィリアム・ギブスンは小説「アイドル」でこんな現象を書いていて、もしかしたら何か言及しているのだろうか、、、と思って検索かけたらtwitterで呟いていたそうだ。以下がその記事。中段以降に載ってます。
http://ascii.jp/elem/000/000/571/571603/

ギブスン氏の小説を読んだ感じではその「idoru」(原題もローマ字表記のような綴りにしてある)はもっとリアルな人物が投影されて、シリアスなものだった記憶がある。でもそれだとこんな現象が起きているかは疑問だ、、、などとえらそうに思ったりしましたとさ。

mimiZの飛くんに是非意見を聞いてみたいような気がしてます。今度話そう。