hamaji junichi

composer saxophonist

東京3日目

朝。昨日で大江戸線が大嫌いになり、ここは歩いて新宿駅に向かおうとホテルを出る。もともと東京に居た時から都営線は電車は待つ時間長いわアホみたいにホームまで地下深く行かなあかんわであまり好きでない。大江戸線も死ぬほど下まで連れて行かれ乗り換えのインフォがわかりにくいから昨日の乗り越し、大激怒になったわけだが、自分の不注意を棚に上げて嫌いになるものは、これは不条理だけれど致し方無し。そやけどあれは初めてだったらわからんで、あんた。

歩いてみると、昨日も歩けば良かったと思うほど、歌舞伎町をまっすぐ横断すればよかったやん、、、みたいな位置だった。

ほんで、歌舞伎町に入るとアホ面さげたにいちゃんたちが道路できゃっきゃ言うとる。あちこち、同じ風景が見える。朝11時。とはいえ、彼らは軽薄そのものに見えるがきちんと労働している。こっちがけったいな輩やなと思ったところで知ったこっちゃないわな、、、とか思いながら、まあ、しかし歌舞伎町とかに入るとそういった風景も含めて生きる気まんまん、生命力の息吹がそこらじゅうからばしばし伝わってきて、自身の生命力の無さ加減を知らしめられるってなもんだ。うんざりだよまったく。

新宿駅に着き、恒例のタワーレコードで現代音楽のコーナーを見て、ジャズもちょっと見て、な〜んも買う気が起きなかったので適当に時間をつぶす。

飛行機に乗り、白浜へ。今回は楽器のことなどで止められたりしなかったので良かった。


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地元に帰り食事をしに行くと、白浜の森さんのお孫さんに「こんばんは」と声をかけられる。あいかわらず超かわいい。眼がキラキラしとる。おっちゃん街で人に挨拶されることなんてないから挙動ってしまったよ。ご家族で来られていたみたいだ。


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今回の録音されたものをmimiZの鈴木悦久さん、福島諭さんがチェック中とのこと。今はメールでその様子を窺い知るのみだが、演奏時に聴いたものと、録音されたものはほぼ別ものだったのでどうなっているか。



これからウエヤマトモコさんからいただいた作品を聴こうと思う。


(了)