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夏目漱石「こころ」。何が凄いってその文章の完璧な静謐さである。まったく凄い。今気付けて良かった。昔はその領域に触れることが出来なかった。目の前に在るのに触れることがかなわぬということが「在る」ということを知らねばならぬ。その性質として、それは別の事象によって照らされる。
人は見たいものしか「見」ない。けだし名言である。
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日課を吹くが、失望する。まじめにやれ。
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「変容の対象」2月。ようやく動機を書き始める。
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「elder allegro」「分断する旋律のむこうに浮かぶオフィーリアの肖像。その死に顔」(hommage bach)のトラックダウンを行う。
機材の調子が悪く、データを記録する作業に思いの他時間をくわれる。苛つくが仕方が無い。午前7時。
機材を変えるとなると、、、大ピンチである。まあ、少し先だろうが。
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「変容の対象」2月の動機、並びに冒頭文を書く。
今月は音数指定を−0とし、久しぶりに音数の制限無しでやってみたい。(−0の指定は音数を何音書いても良いという指示である)