hamaji junichi

composer saxophonist

福島さんにメールをし、そのメールの文面どおりにストラヴィンスキーのCDboxセットを聴いていた。22枚組だったか、、、ほぼ全て、ストラヴィンスキー自身が指揮しているもの、ピアノを弾いているもので順に聴いていっている。鉄板の名盤。バレエ音楽は有名すぎるほど有名なのでここでは書かない。今日は12音技法で書かれた作品を聴いていた。ストラヴィンスキーと聞いて12音技法と想起する人はあまりいない。多分。いたらど変態か、どインテリか。どちらかだ。僕も「春の祭典」その他の有名なバレエ音楽と2台のためのピアノ曲とかしかCDは持ってなかった。それで充分すぎるほど魅力的で偉大。(そして何よりかっこええの。これむちゃくちゃ重要。僕にとって。それらは度々聴いている)で、まあ、話には聞いていたんだけれど、ストラヴィンスキーにも12音技法の作品があって、みたいな、、、数曲あるらしいと。セリーの響きというのは聴けばいっぱつでわかる。で、今日も順に聴いていたらそれが鳴った。後にストラヴィンスキーはセリーで書いたものは気に喰わなかったようだけれど、僕にはぶっ刺さりました。どクール。12音技法と言えば、それはシェーンベルクウェーベルン、ベルクなんだろうけれど、去年はババジャニアンもごっついの書いていたのを知ったし、今日はストラヴィンスキーウェーベルンのop.27 もクールの極北の感あるけれど、今日のストラヴィンスキーのセリーもそうだ。まだ全ては聴けてないけれど、晩年の作品も収録されていて興味は尽きない。友人、知り合いに激しくお勧めしておきます。リンクは貼れないけど、sonyの[Works of Igor Stravinsky]。