hamaji junichi

composer saxophonist

タルコフスキー監督「惑星ソラリス」を観る。多分一度はもう随分前に、記憶が消し飛んでいるほど前ということだが観たはず。図らずも初見のような感じ。もしかしたら勘違いかもしれない。原作はかのスタニワフ・レム。風景のシーン。ほぼ全て。おそろしい映像だと素人にもわかる。

新しいソプラノサックスに慣れる為に優先的に持つようにしていくか、今までどおり日ごとに変えるかどうするか。今日本格的に吹いた感じではフェザータッチで演奏というにはキイアクションが固過ぎる。ここは酷く抵抗があり、難儀で気に喰わない。一方で良いところもあって、フラジオのあたりは反応も良く、サーキュラーブリージングマルチフォニックスにおける超高音の倍音発声ももう一本のソプラノより格段に出力しやすい。循環呼吸もこちらの方が難易度も下がるようだ。こういう個体差はやはりある。新たな楽器を手にするときは基本的にその楽器に自分をアジャストしてゆく作業でもあるけれど、はなから素直なレスポンスを得られる領域の確認にはことさら喜びを覚える。キイアクションはこれからの調整の毎に徐々に改善してゆく類いのものだからひとまずはこれでやるより他無い。

2つのソプラノを比較してlayered musicの新録にどちらが適しているか判断して録音を開始したい。


福島さんと飛くんとのメールのやりとりでエレキギターの話になった。それで、fender jazz master(改)を久々にケースから出した。何年ぶりか。多分15年ぶりぐらいじゃないだろうか。(改)というのはピックアップをアクティブのEMG81,85、2発に変更しているというまるで品のない(jazz masterという個体という意味で限定的な意味に於いて)改造を若かりし自分がオーダしたのだが、アクティブというわけで、電池はピックガードをいちいち外して取り付けるようになっていて、面倒なこと山の如し。パッシブにしとけよ。、、、それを今日、夜中に内部を改めて確認などしていた。ネジを一個一個外す。久しぶりにエレキギターなどこれもfenderのアンプにブッ刺し弾いてみても良いなと思うのだが、EMGのクリアトーンはどんなだったかも思い出せない。クリアトーンしか興味はないので今度弦でも買ってみようかと頭の片隅で思っているが、片隅だけに忘れてしまってうやむやというのも充分にあり得るが、jazz masterのブラックボディ(マットブラック。これもサンバーストから塗り直してもらった)はなかなか美しく、こういう楽器のフォルム、カラーへのフェティッシュはなんなのだろうとぼんやり思ったりもした。ちなみにオリジナルのピックガード、ピックアップは今手元に無くオリジナルにはすぐには戻せない。断然形状はオリジナルの方が今は好みなのだが。音の選択としてはlace sencorに載せ変えるという手もあるわな、、、などと思考を走らせている。