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深夜、テレビで流れているショパンのピアノ前奏曲、作品28の第15曲、ソステヌート、あまりにも有名な「雨だれ」を聴いて、その荘厳な「印象」が心にキタものだから、今日はその譜面を見ながらリピートに次ぐリピート。でも「雨だれ」という印象ではなく、教会の静かな張り詰めた時間と、光、それに帯びる色彩を感じたりする。
少しサックスのエチュードの原形を書く。メシアンの移調の限られた旋法第2の全てを通過するもの。
今は第3と第四をほんとにゆっくりと研究中。
メシアンの「鳥のカタログ」についての言及で、和音をひとつひとつ「発明しなければならない」という言葉があった。
五音音階の5つのモードについても考える。
ポール・ボウルズの小説ではなく、音楽を聴きたい。未だ未経験である。