hamaji junichi

composer saxophonist

ヘッセの「知と愛」を読んでいて、唸る。366ページ中盤から367ページ(新潮文庫

「知と愛」はそうとう読むのが遅い。あきれるほど。まあ、複数同時に読んでいるからそりゃそうだが、これは寝る前に読むから1、2ページしか進まない。最近は映画を見たおしてそれから寝るからこうなる。

「キラーエリート」でロバート・デ・ニーロを久しぶりに見たからデ・ニーロの最近のやつを1本借りてきた。前みたのはロドリゲス監督の、「マチェーテ」で、最近は主役より存在感ありまくりの助演が多いのだろうか、、、マフィアものなど、昔の作品の光り輝くものは最高すぎて、それらもまた観たいが、今のちょっと枯れたかんじの風貌もなにやらかっこ良い。まあ、どうやったってかっこええんやけど。

あとは、邦画も数本借りてきた。知らない監督さんのものばかり。ひとつは女優さんも良い感じのジャケットで、もう1年はテレビを見てないからテレビに出ているのか(テレビに出ていないことを願う)はわからないけれど、随分美しい人だ。派手な美しさではなく、静かな瞳をもった、、、ヘッセ風に言えば、そんな女優さんである。実際作品を観てどう思うかはこの際どうでも良い。わたしゃ〜美しいものを見たいのである。


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自分は「引き裂かれて」生きている。ヘッセを読みながらそう思った。

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思うところあって、シェークスピアハムレット川端康成眠れる美女」を買う。

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サクソフォンの動機だけ書いたものを見返す。書きっぱなしのもの数点。


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この世には夢のような名著があるが吉本隆明共同幻想論」の新改訂版、だったか、、、が平積みされておかれていた。もし読んだことがなかったら是非。やばいですよほんとに。

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ドビュッシーの「フーガ」を聴く。