《変容の対象》２０１５年５月第１２−１３小節目

福島諭さんから《変容の対象》２０１５年５月第１２−１３小節目を受け取る。

ジョイスの「ユリシーズ」を読む。
途中で止める。またいつか読もうと思う。今はどうも読めない。その時間を付き合い切れない、と唐突に思い、ドン・デリーロ「天使エスメラルダ」を読み始める。格が違う。

場所場所で読むものは変わる。あるところではウィリアム・ギブスン「クローム襲撃」名著である。クール以外の何物でもない。

その他には巷で売れまくっているライトノヴェルなんぞも読んでみたりした。猛烈に平易で凡庸なんだが、装丁のイラストのおかげでその主人公がおそろしく魅力的な姿と雰囲気を纏っているようについぞ最後まで思わされる。

アンナ・カヴァン「氷」が届く。