hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2015・8月第21−22-23小節目

昨日。《変容の対象》2015・8月第21−22小節目を福島諭さんより受け取る。


新潟の福島邸に高橋悠、香苗夫妻が打ち合わせをかねて来ていたとメールであった。近くにおもろい話のできる相手が居るというのはほんま幸せななことですよ。福島さん。


パスタを今日も食す為材料を買ってくる。碌でもない生活のなかで、まずい食事なんて喰っていたら死にたくもなってもくるよ、、、それは言い過ぎにしてもDoooomと気が滅入って仕方がなくなるというものだ。結局、なんでも「手をいれる」ことが大事なんだと思い知ること度々。簡単にできるものなど何の価値も無いというわけだ。

さて、22小節目は昨日1音書き、今日さらに1音書き加えた。23小節目をどうしたら良いのか皆目見当がつかない。27日なので日もせまってきてはいるけれど、しばし今日の夜、通して考えたい。ホールド。



ところで、カフカを読んでいると主人公がもてまくる。簡単に女性に好意をもたれてくっつく、あるいは惚れられてたすけてもらう、、、ような描写がそこらじゅうにでてくるんだが、あれはカフカ潜在的願望の表出なんだろうか。分析本などはまったく読んでないから知らないけれど。まあ世の中にあるにはあるだろうが、チェコプラハの猛烈なべっぴんさんたち(スラヴ系の美人は凄いのだそうで、かの地は有名なのだそうだ)と男は互いに奔放なのかどうかしらんがにわかには信じ難い様子である。物語を占める高度な文学性云々とはまったく関係のないところのようだが、その関係性を軸に発展、展開もしていくので少し気になった。もてまくるのと反対のサティとかのことも考える。



明け方。22−23小節目を福島さんに送る。




思いついて、何故かはわからないが坂口安吾の「戦争と一人の女」を読んだ。最後のあたりの紅茶のくだりの「まぶしそうに笑っている」というところが鮮やかでまいった。

新潟の人は当然読んでいるのだろうなと、それぞれの顔を思い浮かべたりもした。朝5時半にだぜ。