hamaji junichi

composer saxophonist

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ああ、帰ってきてしまった。
と書いて、確たる感傷があるわけではないにしても、しかし、そこは自らの内的ななかになにがしかの失念と、、、
こうして饒舌なのもいかがなものかといつも思いながら、さりとて言葉で言い表せる事象とイメージはそのモノのほんの一部、部分でしかないから、いかに自分が饒舌に過ぎると言えどもその饒舌は瑣末なものとも言える。

19日に空港に到着し、円盤さんへ。
共演のみなさんとご挨拶しつつ今日の演奏のことを考えることもなく考える。鈴木學さんhttp://www.geocities.jp/ijnsz/とオーダーして作っていただいた装置を試してほくそ笑む。その全体と詳細は未だ自らの内に形作られてはいないけれど、こうして自分が得たいサウンドが瞬時に手に入る幸福は言葉には出来ない。鈴木さんの手腕に脱帽である。自らがアーティストである強みがこの装置の強度を保障している。鈴木さんはもうすぐアルバムのレコーディングも控えていて、お忙しいなか和歌山の橋本でお会いしてこのエレクトロニクス装置のコンセプトを色々説明させていただいたことが思い出される。それがあますところなく具現化されている。あとは私の問題だ。
金子さんhttp://www.leek.jp/yk/に音源をわたし、金子さんリリースのアルバム「yuki kaneko/rut」http://magicbookrec.com/?pid=6622431をいただく。名盤。内山さんと少しお話する。
asunaさんに作品2作をいただく。asunaさん自身のレーベルからの作品。ジャケットワークのスタイリッシュさからもasunaさんの美意識がうかがえるものだ。作品の強度も言わずもがな。詳細はこちらを。http://fox.zero.ad.jp/cocoa/吉田アミさんのヴォイスと佐藤実さんのコンセプチュアルなコンポジションの幸福極まりない婚姻!http://fox.zero.ad.jp/cocoa/THE MIDIUM NECKShttp://ontonson.com/interview/2008/02/the_medium_necks.phpのPOPと一滴の倦怠のパフューム。
asunaさんと少しお話を。お会いするのは2度目だ。asunaさんはオルガン、ギターでの表現もされていて、今度ギターとサックスで、とか、実現を切に願う。
後日asunaさんからいただいたメールを拝見。何か始まれば嬉しい。

終演後、commune discの鈴木康文さんが突如円盤さんに。驚く。鈴木さん、当日はLOOP LINEで庄司さんのインスタレーションのレコーディングがあって、自分は行きたくて仕様がなかったが諦め、今回はお会い出来ないなとか思っていた。
で、急遽次の日鈴木さんとレコーディングでスタジオに。
電光石火。火花散る行動力。

続きはまた。