hamaji junichi

composer saxophonist

譜面を整理。

6月の新曲、題名は「composition,imprssion」とします。

印象をコンポジションする。とか、印象を組織するとか、いろいろ含んでいる感じが欲しかったり、印象という言葉で技法的な引用のありかを示したりと。楽曲の概念化(厳密には無理なお話ですが)のひとつが題名である以上そこに作曲者の心理的な綾もひそんでいるでしょう。歴史上作曲者が名付けたものではない題名がその曲を見事に言い表している事実もあり、興味深いですが、現代の情報の速度は最早そういったことを許容するかは疑問です。

その前に人は何故「題名」をつけなければならないのか?

安部公房が「無名性の文学」で語ったもの。

アンビバレンツなその様相。