hamaji junichi

composer saxophonist

今日も録音である。新しく試していたリードで昨日は録音したのだけれどよろしくない。今日はうまくいけば、、、と思う。2月半ばまでに今やっていることをすまさなければいけない。作品があがってくる故。3月はじめには東京である。

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罪と罰」と同時にSFを2冊読んでいる。「罪と罰」はやはり凄い。それは今はおいといて、SFというのはある場合未来を見せるものでもある。確かに。ただ、物語としての未来はその設定を読むことによって自然に内に入り込んでくるものであるけれど、私のように未来など信じていない者にとってはある部分では色彩を失う。勿論本を読むという行為は楽しい。今読んでいる本も良い本である。けれど、その本にある未来を例え架空の物語であるとはいえ、ある部分で空虚にしか捉えられなくなると、その本という対象を通して、つまり今の自身の在り様を見せ付けられるということになる。それが本という媒体のひとつの機能だとして、さあ、それをまざまざと見せ付けられたからといって、もう、自分には抗う術が無いと悟っている場合はどうすべきか。

またしょうもないことを、、、

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その後


「分断する旋律の向こうに浮かぶオフィーリアの肖像。その死に顔」(hommage bach)の録音を済ませる。この作品は2つヴァージョンを想定していて、一つはサクソフォンソロ、ひとつは「サックスとコンピュータの為の室内楽作品」先日福島諭さんにその概要だけ話していて、少しずつ進んでゆくはずだ。

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阿呆面さげてPCの前にいると福島さんからskypeに。
少しだけチャットし、今に至る。


さあ、これからどうするか。今は午前1時半。
と、やる気まんまんの態で文を結ぶ。