hamaji junichi

composer saxophonist

雨、、、不快だが仕方がない。
夕刻、先日の録音のTD。

夜も深まり、音源郵送に同封する手紙を書く。今自分の住んでいる場所に音楽的または表現者としての同志などいない。そして、自分が今何を考え、何を演奏しようとし、何を発表したいかなどはまったく存していないのと同義だ。そういった意味でも自身の視野は絶えず外に向けられていて、意識も常に外に指向している。むろん生活者としての自分はここに在るし、ことさらそういったことに普段は注意をはらわないし、むしろ当然だと思ってもいる。安い表現だが、孤独だとも思わないし、今こういったことをふと書き出さなかったらこんなことは考えもしないだろうと思う。夜に食料を買いに行き、地元の歓楽街を歩く人たちとすれ違い、帰った後、録音したものを整理し、手紙を書き、、、ふと思ったこと。ただそれだけのこと。

村上春樹回転木馬のデッド・ヒート」を読みはじめる。村上作品の小説は手に入りやすいものは全て読み、この本は小説とは呼べないと作家本人がその序文で書いていたから買わずにいた。けれど読んでみて(いまは途中だが)あまりに上質な文章を前にしてああ、、と嘆息をもらしているところだ。

2日ほどネットカフェに行き、漫画は読まず数時間ずつネットを見ながら、才能あるほとんど人に知られていない人や、美しい人を見かけ、少し幸福になる。

between yesterday & tomorrowを観る。新たに2作品。