hamaji junichi

composer saxophonist

2010-01-01から1年間の記事一覧

自分のなかに深く触れるモノ

今は午前2時過ぎ。3時間ばかり眠り、そうしてはっと起き出し、空気の怜悧さが徐々に降りてくる夜中に目を光らせる。ま、そんなかっこええもんでもない。昨日は津上研太さん、渋谷毅さんの「無銭優雅」CD発売にともなうツアー最終日を聴きに行った。場所…

昨日は津上さんと会う。まったく連絡をしない弟子に「東京来てるなら連絡ぐらいしろよ〜」とか言われながら。 少し車で白浜の海岸線をまわり色々な話をする。 もう、多分2年は会ってないが、距離感はまったく変わらない。 九十九さんに行き、無銭優雅のCD…

引き続き、循環呼吸の為の作品の練習。 その他、サックスのフレーズ、システマチックなもののヴァリエーションを考えながらなんやかやと。 システマチックな音の構成はそれだけで何かうったえるものがあると思う。 構造がこれほどクリアに感じられるものもな…

「変容の対象」2010・11月1−2−3小節目

「変容の対象」2010・11月1−2小節目を福島諭さんから受け取る。http://www.mimiz.org/index.php?ID=497昨日は前田真二郎さんと、福島さんに、2曲作曲作品の音源をデータで送った。 それに伴う録音などの作業をここ数日やっていた。循環呼吸の練習は…

告知関係

ちょっと今、脳が疲れ果てていますので、リンクだけ。 http://tamatamalive.blogspot.com/

multilayered music for alto saxophoneという曲を書こうとしていて、動機を書いていた。これは以前のmultilayered music for soprano saxophoneというソプラノ・サックスの為のものとつながる作品として想定していたのだが、そのきっかけは今月23日の原宿…

「日々」

前田真二郎監督の「日々」という作品を拝見。とても美しいものを見た。日々“hibi” 13 full moons [DVD]作者: 前田真二郎,SOL CHORD ソルコード出版社/メーカー: Ricochet発売日: 2007/11/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

渋谷毅 / 津上研太 / 無銭優雅 【CD】ジャンル: CD・DVD・楽器 > CD > ジャズ > モダン > その他ショップ: HMV&BOOKS online 1号店価格: 2,366円

演奏後記

6日のloop lineでの発表。福島諭さんの新作「Amorphous Ring II」の演奏者として、そして自分の「contempt for saxophone and computer」の発表をさせていただきました。残念だったのは作曲家の期待にそえるだけの演奏が出来なかったことでした。初演という…

演奏後記を書こうと思ったが次に。また書きます。 福島さんが写真とともに少し書かれています。 http://www.mimiz.org/index.php?ID=494

帰郷

和歌山に帰ってきました。 昨日聴いていただいた方々に感謝の意を。 演奏が終わり、完全禁煙でえらくおしゃれなカフェでイアマス関係の方々を紹介してもらい、福島諭さんの素晴らしいニュースを聞き、映像作家の前田真二郎さんと次回の「前田真二郎プロジェ…

「変容の対象」2010・11月1小節目

福島諭さんに「変容の対象」2010・11月1小節目を送る。 今月は私の動機から。出発前に何とか書いて送りたかったので少しほっとしている。朝5時過ぎから譜面を書き始める。モチーフは数日前に少し書いていた。今は朝6時。 明日のライヴ詳細はこちらを…

出発前のlive info

作曲家の福島諭さんと数年試行し発表を継続している「サックスとコンピュータの為の室内楽シリーズ」という作曲作品の発表をさせていただきます。 もうすぐ年末ですが、計3本、福島さんと発表の機会があり、これは1本目です。久しぶりにアルトサックスで臨…

Amorphous ring IIの譜読みをすませ、頻繁に現れるクレッシェンド、デクレッシェンドの指示に軽い眩暈を覚えながらその作品の内部に在る作曲家の思索を見たいと思う。サクソフォン作品として、とても挑発的な作品だ。これを演奏できることに静かな喜びを感じ…

live info

作曲家の福島諭さんと数年試行し発表を継続している「サックスとコンピュータの為の室内楽シリーズ」という作曲作品の発表をさせていただきます。 もうすぐ年末ですが、計3本、福島さんと発表の機会があり、これは1本目です。久しぶりにアルトサックスで臨…

村上春樹「国境の南、太陽の西」を読む。誰もこんな物語を書けないと思わせるその凄みと実際誰も書けないであろう事実。 「、、、を損なってしまった」村上作品に頻繁に登場するこの表現にやられている。 夜中、モチーフを書く。サックスにおける音の跳躍と…

「変容の対象」2010・10月12−13小節目

福島諭さんから「変容の対象」2010・10月12−13小節目を受け取る。 今13小節目を書き、送った。一応自分はfineとさせてもらった。 曲想がだんだん大きくなっているように感じる。特に先月と今月。比較の対象はもう充分あるから、過去の作品を通して…

午後9時前から爆睡。気付けば朝5時。福島さんからの電話に気付く。11月6日の福島さんの作曲作品についての連絡だったが、夜中つくって聞けず。演奏家は作曲家の為に在る。

「変容の対象」2010・10月10−11−12小節目

「変容の対象」2010・10月10−11小節目を福島諭さんから受け取る。 http://www.mimiz.org/index.php?ID=487「善き人の為のソナタ」を観て、10−11小節目が届いていて、11−12小節目を今送る。午前3時半。 pre live info 千駄ヶ谷 loop linehtt…

マーチン・スコセッシ監督「シャッター・アイランド」を観る。スコセッシ監督だという理由と、エミリー・モーティマーが出てるから。 特筆すべきは使われている音楽。ペンデレツキ!リゲティ!フェルドマン!ケージ、アダムスなどなど。すげ〜と思って観てい…

「変容の対象」2010・10月8−9−10小節目

福島諭さんから「変容の対象」2010・10月8−9小節目を受け取る。今月の自分の作曲の視点は「配置」だったが、途中からその視点は嘘のように消えて、次の視点にシフトしていた。気が付けば。つまり譜面に書かれた音韻情報がそうさせる、、、というのは…

今日は11月初旬の発表の為アルトを調整してもらうので待っているところ。いつも自宅に来てやっていただく。buescherという楽器。とても気に入っている。ヴィンテージ崇拝者ではまったくないが、本体のあめ色に変色したラッカーを見るとある種の感慨が起こ…

mimiZ I-V

mimiZのインタヴューが読めます。 3者のクリアな頭脳が組織する作品群はいつも私の胸を焦がします。 http://www.experimentalrooms.com/features/017.html

「変容の対象」2010・6−7−8小節目

福島諭さんから昨日、変容の対象2010・10月6−7小節目を受け取る。http://www.mimiz.org/index.php?ID=483今、7−8小節目を送った。今日(昨日)、福島さんは発表。どんな作品を発表されたのだろう、今頃は本番だろう、、、と思いながら本を買いに行く。ついで…

context

文脈を辿る。バルトークからリゲティへ。morton feldmanのTo Bela Bartokという副題がついた作品。

本を買いに行く。テレビはほとんど見なくなった。もう、ほぼ必要ないのかもしれない。才能ある芸人さんの番組は見る。バルトークを聴く。2つのルーマニア舞曲やアレグロバルバロ!バルトークは作品の背後に黄金分割やフィボナッチ数列をしのばせているが、…

live info

福島諭さんが新潟で発表されます。 以下転載させていただきます。 Grouper, Sun Circle, Ben Vida Japan Tour 2010▼日時 10/24 (日) 16:30 open/start▼場所 正福寺 本堂 (新潟市西堀通7番町1548) 地図→ http://j.mp/a6Lntd▼料金 一般2500円 学生1500円 (当日…

煙草をマルボロからechoに変える。マルボロの値段は嫌になるのではっきりしらん。4百いくら。エコーは2百いくら。マルボロよりちょっと強い味。増税で実際それを機にやめる、、、というようなインタビューがそこかしこで流されていたが、自分はそんなある種…

「変容の対象」2010年10月の4-5-6小節目

福島諭さんから「変容の対象」2010年10月の4-5小節目を受け取る。磁場が変わる。http://www.mimiz.org/index.php?ID=481contempt for saxophone and computerの旋律組成のヴァリエーションをもう一度あらう。大切なことは常に基本の中にあり、組織法について…

ベートーヴェンの交響曲第7番、第2楽章を繰り返し聴く。何時いかなる時でも完全にもっていかれる。「ねじまき鳥クロニクル」を読み始める。初っ端から引き込まれる。村上作品は長編が全て凄いのだろうな。