hamaji junichi

composer saxophonist

2009-01-01から1年間の記事一覧

変容の対象7−8小節目を福島諭さんに送る。少し疲れているけれど、変容は瞬時の判断がうまく機能した場合はすぐに決まるべきところに決まる場合が多い。今回もそんな感触で書けたように思う。今日もサックスは持たずに書いた。

live electoronics piece for soprano saxophone

live electoronics piece for soprano saxophone op.1 live electoronics piece for soprano saxophone op.2 をアップしました。よろしければお聴きください。 サクソフォンのためのライヴ・エレクトロニクス作品。10月録音。 特殊な装置を使うので汎用性…

福島諭さんから「変容の対象」6−7小節目を受け取る。「なるほど、、、」と呟く。今月半ばになり、作品のある佇まいが表出しつつある。以前のどの作品にもない佇まい。フォルムと言っても良いが佇まいと言った方がしっくりくるような、そんな感じがする。話…

昨日、福島さんから電話。久しぶりに話し、今後のことなどを少し。自分の方でもアイディアを考えよう。牧野琢磨さんからメール。牧野さん、鈴木さんとの作品について。少しずつ進行中。 nodal point/modal pointの譜面を見る。、、、何も浮かんでこない。あ…

今日からnodal point/modal pointの改訂を再開しようと思ったが、ちょっと気になることが出て少しそれを勉強してからにしようと思う。もしかして、、、こうしたら、、、と起き抜けに思ったことがあって、それをするとサックスのソロパートは全て書き変えるこ…

和音を整理して眺める。属7、属9から派生する、、、

福島さんに変容の対象3−4小節目を送る。今回はサックスを持たず組織した。ある和声構造から旋律のシステムを構築するような手法。まだ今月は始まったばかりなので先に委ねる気持ちも強い。ちょっと和声の分析をしつつ、昨日もDVDを観る。毎日誰とも会わず…

福島諭さんから変容の対象2−3小節目を受け取る。昨日から気になっている和声の分析をする。 厳密に構築された被分析性の高い音響情報は過去の技法をそこに内包し、そこから先に進む萌芽を必ずそなえているという意味において雄弁である。レイチェルの結婚 …

昨日は福島さんと少し長めのメールのやりとりをして、元気をもらった。 時々、こんな良い時間が訪れる。それから、押井守監督の「イノセンス」を、今回は視点をわざと中心には置かず、背景や周囲のディテイルに目を向けて観た。また以前とは違った印象を受け…

新潟

変容の対象11月1−2小節目を福島諭さんに送る。先日、新潟の「美少女図鑑」の特集がニュースで流れていた。フリーブックで、以前新潟で演奏した際、book of daysでいただいたものが1部自分の家にもあって、おお!となったのだった。とことん地元主義とい…

吉本隆明のDVDを観る。「知の巨人」にふさわしい思想家。私はむしろ氏の詩人の面に深く傾倒したが、共同幻想論なんて今思い返しても読んだ時の高揚感は忘れていない。そのDVDを観て、また詩集や評論を読みたいと思った。もう氏も80歳を超えていらっ…

立て続けに映画を観て、時間を過ごす。本当に書くことがない。悩ましいですな。煙草の増税についてでも書きましょうか。いや、もう随分迫害を受けているのだから、、、とか思ってしまう。外国の価格を参照したり、健康の為とかそんなこと、、、ずいぶんな言…

風邪が抜けきらないまま、うだうだ過ごす。nodal point/modal pointの改定も少し停滞。で、「ラフマニノフ」という映画を観た。物語として心躍ることはなかったけれど、音楽は心に触れる。やはり。ピアノコンチェルト第2なんて、絶望的に素晴らしいので、映…

音楽にとって美とは何か

吉本隆明の著書になぞって、こんなことを時々考える。音楽にとって美とは、、、どうしてもそこに音楽が必要な僕のようなものが居て、それを声高に叫ぼうが黙殺されるのは世の常として、つまり声高には叫ばない、そういった自身の悶々たる心情を吐露すること…

昨日からの風邪でもうろうとしながら福島諭さんに変容の16−17小節目を送る。もうそろそろfineである。今月の作品はとても気に入っている。まだ完成ではないが、ああ、こういう組織もあるのだな。これは一人では絶対に表出し得ない楽曲構造だ、、、とか思…

ドビュッシーの室内楽集のCDをアマゾンで注文。DVDばかり観ている。それで近日公開予定の映画で凄いのが目白押し。デ・ニーロ、パシーノ共演の新作からタランティーノ監督の新作、天才押井守監督の新作など。それまで生きていようと思った(太宰風、、…

福島諭さんから「変容の対象」13−14小節目を受け取る。締め切りの月末目前に楽曲の構想が肥大しつつある。無論これまでの流れがそうさせるのだが4分の27拍子の設定から26拍子へ。濃密である。 14-15小節目を送る。

福島諭さんから「変容の対象」11−12小節目を受け取り、矢継ぎ早に12−13小節目を送る。今月はまだ曲の終わりが見えない。それが楽しみでもあります。

nodal point/modal pointの改定を引き続き。昨日はクリント・イーストウッド監督作品「チェンジリング」を観る。寝ながらドビュッシーのオーケストラ・ワークスを聴く。

福島諭さんのshimaf名義のテスト音源をダウンロード。音の解像度が半端ではない。クリア、そして美しい。必聴!!!http://www.mimiz.org/index.php?ID=275 nodal point/modal pointの改定を少し。 ドビュッシーの2台のピアノの為の作品集を聴いています。

福島諭さんから「変容の対象」10月9〜10小節目を受け取る。昨日はnodal point/modal pointの改定を少し。しかしほとんど進まず。士郎正宗原作「攻殻機動隊」のDVDを観る。天下のプロダクションIG作品。良いに決まっているが、べらぼうに良かった。…

spiegel im spiegel,for violin&piano

この前、夜中DVDなど観終わって、テレビを何気なくつけっぱなしにしていると映画がやっていて、コーヒーなどを飲みながら譜面を見たりしているとArvo Partのspiegel im spiegel,for violin&pianoがかかった。一瞬。で、引き込まれ、誘われるように、途中…

今月の発表も終わり、今年いっぱいは作曲と習作、レコーディングにあてたいと思っています。年内は急なオファーが無い限り演奏はありません。今年は作曲作品の発表など立て続けにあって、時間がなく、手付かずの未完の作品、リリースの為のレコーディングな…

バルトークの12音列。基音から4度圏の対向点を通過し、基音へ。間に2つのdur-moll組織をはさむ12音列。調性のない12音列ではなく、調性の確かに存在する12音列はうっとりするほど美しい。あらゆる意味で。

神戸 グッゲンハイム soundroom Ambient works

miku-mariさん 中川裕貴さんhttp://nonpage.exblog.jp/i4commune disc sound roomの関西版ツアーの中の1日にお誘いいただいて演奏してきました。 グッゲンハイム邸は名前は存じ上げていましたが、演奏するのは初めて。夕刻に到着。miku-mariさんとご挨拶。…

神戸から帰ってきました。演奏の詳細はまた明日にでも。良い出会いがありました。帰ると福島さんから変容の対象7〜8小節目の譜面が送られていて、今確認した。凄いことになっている。なりつつあるといった方が良いか。福島さんの今月の興味(一面に過ぎな…

神戸前日

福島諭さんの最近のライブの発表詳細がアップされていて、楽しく読みました。 福島さんの撮る写真については今まで書いたことはなかったのですが、実はひそかにファンであるのです。 今回のライブの写真もその場の空気がつたわってくるようでしばらく見入っ…

変容の対象6〜7小節目を福島諭さんに送る。何か書きたいような気もするが、書けないのでやめる。 詳細アップされているようです。SOUNDROOM KOBE -AMBIENT WORKS- 急遽決定!鈴木康文(東京)、KUKNACKE(東京)、CARRE(東京)、KojimTakashi(東京)、竹…

変容の対象10月4−5小節目を送る。デヴィッド・リンチの「ブルーヴェルヴェット」を観る。書こうにも何も思いつかない。

「第4回 AACサウンドパフォーマンス道場」(愛知芸術文化センター)10月10日 去年優秀賞、mimiZの鈴木悦久さんの新曲が初演されるようです。http://www.aac.pref.aichi.jp/bunjyo/jishyu/2009/dojo/index.html鈴木さんの「chromatist」という作品があって…