hamaji junichi

composer saxophonist

2012-01-01から1年間の記事一覧

トリオ・ベルガルモ「ラフマニノフ ピアノ三重奏曲 第2番」

10月。新潟での福島諭・濱地潤一作曲作品「変容の対象」2011年度版の初演を終え、作品を発表した作曲家、演奏家があつまり、その後打ち上げが催される会場に福島さんと向かった。新潟の夜。繁華街の喧騒を縫うように足早に向かいながら、見知らぬ土地…

「変容の対象」2012・11月第6−7小節目

昨日福島諭さんに「変容の対象」2012・11月第6−7小節目を送る。福島さんは今日発表。今頃はリハも終わり、発表の前のあのなんとも言えぬ精神の状態と対峙しているのであろう。会場は、美術家の吉原悠博さんに連れて行ってもらったところにあるらしい…

福島諭さんの発表

明日、福島さんの発表があります。皆様是非! 2012.11.24 SATURDAY万代島旧水揚場内2F 「シェアキッチン」 (新潟市中央区万代島4-1)MAPOPEN 18:00 / START 18:30TICKET ○メール予約券 \2000 ○当日券 \2500 ○新潟県外からの方 \1500 (入場時身分証提示) ○…

「変容の対象」2012・11月第5−6小節目

福島諭さんより「変容の対象」2012・11月第5−6小節目を受け取る。 http://mimiz.org/index.php?ID=880 http://mimiz.org/index.php?ID=881今月の冒頭文は「裂かれた片方ともう片方を繋ぐ術など最早無い」 **目覚め。6小節目を書き始める。停滞し…

「変容の対象」2012・11月第4−5小節目

福島諭さんに「変容の対象」2012・11月第4−5小節目を送る。今はmodeの配列について、おぼろげながら考え続けている。後の作品の為でもあり、また、直接的ではないにしても、今考えていることは「変容の対象」に反映される。それはおそらく書いた本人…

トリオ・ベルガルモ

ピアニスト・石井朋子さんからトリオ・ベルガルモ「ラフマニノフ ピアノ三重奏曲 第2番 ニ短調 作品9 悲しみの三重奏曲」のCDをいただく。名盤。疑いようのない名盤に出会うことなどほんとうに稀だけれど、この作品はまさにそれ。凄い作品です。 もし、あ…

「変容の対象」2012・11月第3−4小節目

福島諭さんより「変容の対象」2012・11月第3−4小節目を受け取る。昨日の夜。今は午前5時少し前。4小節目を書き終える。今月は旋律の情報が激しく、それは当然自分の動機から始まっていることなのだが、それが加速していく方向にずっと引かれていっ…

安部公房「天使」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121114-00200012-mantan-ent

「変容の対象」2012・11月第2−3小節目

「変容の対象」2012・11月第2−3小節目を福島諭さんに送る。欲する変化のひとつの提示。可能なのはこれだけだった。

「変容の対象」2012・11月1−2小節目

福島諭さんより「変容の対象」2012・11月1−2小節目を受け取る。 http://mimiz.org/index.php?ID=876 http://mimiz.org/index.php?ID=878 http://mimiz.org/index.php?ID=879 **2小節目を書き始める。**数時間後、2小節目を書き終える。「変容…

ヘルマン・ヘッセ「知と愛」をようやく読了。ナルシスとゴルトムントの会話の怒涛の啓示の展開が最後に。** フォーレの「エレジー」を聴く。** ヘッセを読むのをしばし離れ、小川洋子作品を。今はカフカの「アメリカ」も読んでいる。カフカは「城」とい…

「変容の対象」2012・11月第1小節目

「変容の対象」の動機を書く。途中。ノートに鉛筆で。 ** 「変容の対象」2012・11月第1小節目を福島諭さんに送る。

ヒンデミットを聴きたおす。**「ちはやふる」というアニメ。なんとも素晴らしいです。特に1〜3、4話あたりの小学生時代のところ。かわいすぎてたまらん。あんないきいきとして奇麗な心をもった登場人物が嘘に見えないのは奇蹟。ややもすると偽善が見え…

ヘッセの「知と愛」を読んでいて、唸る。366ページ中盤から367ページ(新潮文庫)「知と愛」はそうとう読むのが遅い。あきれるほど。まあ、複数同時に読んでいるからそりゃそうだが、これは寝る前に読むから1、2ページしか進まない。最近は映画を見…

「変容の対象」2012・10月fine

福島諭さんから連絡。ここでfineと。今月も無事終わった。 ** 福島さんから美術家・吉原悠博さんの映像作品を送ってもらい、拝見。作曲家、Ashot Zohrabianの作曲の様子を見る。Zohrabyanとの表記もある。吉原さんの作品のクレジットはZohrabianだったから…

「変容の対象」2012・10月11−12小節目

「変容の対象」2012・10月11−12小節目。11小節目、昨日は「自分は一音も書かないのではないだろうか、、、多分、、、」と書いたけれど。嘘ばっかりである。11小節目、この夕刻になってから音符、書き込みまくりである。12小節目は書かない。…

「変容の対象」2012・10月10−11小節目

福島諭さんより「変容の対象」2012・10月10−11小節目を受け取る。http://mimiz.org/index.php?ID=870 11小節目を確認して、「自分は一音も書かないのではなかろうか、、、多分、、、」と思う。 **

「変容の対象」2012・10月8−9−10小節目

福島諭さんから「変容の対象」2012・10月8−9小節目を受け取る。 http://mimiz.org/index.php?ID=869 **今日は福島さんと電話。あ〜だこーだ話す。会話の中で高橋悠さん、香苗さんのことも出て、香苗さんの生け花の写真の美しいのとか、悠さん、香…

「変容の対象」2012・10月6−7−8小節目

昨日の夜、福島諭さんより「変容の対象」2012・10月6−7小節目を受け取る。 http://mimiz.org/index.php?ID=867 気付けば、もう時間が無い。かと言って急いだわけでも無いが、受け取ってから断続的に書き続けた。間に映画を観てまた譜面に向かい、明…

ああ、しんどいですな。ほんとにしんどい。いったい何なんですかね、これは倦怠というやつではないですな。だから文学もちょっと文字を追うのがしんどいので、映画ばかり観ましてね。まあ、10本ほどでしょうか。観ている間はその世界に連れて行かれるから…

web版「埋没する3つのbluesに捧げるcondensed music」

作曲作品「埋没する3つのbluesに捧げるcondensed music」のweb サイトがアップされています。 一番下にスクロールすると初演の映像が観れます。映像作家・池田泰教さんによる映像も作品の思想とリンクした手法が為されています。 独立した作品と言えます。h…

「変容の対象」2012・10月4−5−6小節目

もうね。最悪なんですが、気分はね。その気分で「変容の対象」を書いていました。これだけは、、、というやつですね。 **遡って、10月23日。福島諭さんから「変容の対象」2012・10月4−5小節目を受け取る。 今日、5−6小節目を送った。 福島さ…

津上さん

昨日は九十九さんで津上研太さんのライヴを見に行ってきました。師との邂逅はやはり特別なものです。津上さんに自身の最近の発表の報告などさせてもらい、また福島諭さんに改めて別にお知らせしないといけないのだが、我々の作品についてありがたい評価もい…

「変容の対象」2012・10月2−3−4小節目

10月15日、福島諭さんより「変容の対象」2012・10月2−3小節目を受け取る。20日、3−4小節目を送る。 **

おもてには快楽を装い、心には悩み煩う。 モーツァルトも然り。 私がここで真面目なのかふざけているかわからないことを書くのもある種の演出であり、芝居であり、先の偉人の二人とは存在は比べようもないけれど、はっきり言って暗黒の時代である。内省、形…

「変容の対象」2011年度版初演2日目

まずは今日(10月20日)の話。「変容の対象」の今月3−4小節目を書く。3小節目の組織は自分の手法を引用するようなもので、少し判断を迫られたがそのまま書いた。それは以降に想定しているものがあったからで、必然としか言いようがない。そして4小節…

「変容の対象」2011年度版初演 1日目

10月12日から酷い風邪にかかり、瀕死。昼間はまだ良いが夜になると熱が高まり何もやる気が起きない。なので、本来ならすぐに書かなければならない「変容の対象」2011年度版の初演のことについて帰ってから何も書けずにいた。ようやく熱がさがり、の…

《変容の対象》2011年版初演!!

《変容の対象》2011年版初演を終え和歌山に帰ってきました。クラリネットの広瀬寿美さん、ピアノの石井朋子さんが最高の初演を創出してくれました。 ありがとうございました。素敵すぎ。また、会場にいらしてくださった皆様ありがとうございました。

「変容の対象」2011年度版初演

「変容の対象」2011年度版初演です。福島諭さんと2009年から継続して行われている共同作曲作品の3年目の作品。1月〜12月・全12曲。クラリネットは広瀬寿美さん。 ピアノは石井朋子さん。 2012年10月12日(金)18:30開演 会場 スペースY(新潟…

映画「drive」を観る。大傑作。最高。レンタルは行く気になれない。と昨日書いておいて嘘ばっかである。 こういう音楽って映画で使われるとどうして胸がきゅっとなるんでしょうな。ヴァイオレンスがぷんぷん匂う映画で特に。でもこの映画はヴァイオレンスは…